饕餮

【元ネタ】中国神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】饕餮
【性別】雄
【身長・体重】170cm・280kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具A+
【クラス別スキル】
狂化:A
 筋力と耐久と敏捷を2ランク、その他のパラメーターを1ランクアップさせるが、理性の全てを奪われる。
 そもそもバーサーカーには食欲しかないが、高いランクである。

【保有スキル】
怪力:A+
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。
 魔獣ではないが、本人の魔性が強すぎるため獲得している能力。

神性:E-
 神霊適性を持つかどうか。
 蚩尤の頭部を持ち、自身も祭事や魔除けの神としての高い神性を持つ。
 しかし、本人と宝具の魔性が強すぎるため低いランクとなっている。

戦闘続行:A++
 暴食への執念。
 バーサーカーはどれだけ傷つき身体を欠損しても、口さえ残れば生き残ることが出来る。

自己改造:E
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
 肉体が欠損した時に、取り込んだ対象の一部を用いて修復する程度である。

龍の息吹:B+
 最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。龍の因子を持つ為所持している。
 龍の因子を蚩尤の頭部も所持しているため、ランクに補正がかかる。
 ブレスは霧を展開させ、中にいる者は五感や察知スキルなどが低下し、高密度の魔力によって衰弱していく。

【宝具】
『竜生九子饕餮(りゅうよりうまれしここのつのこ、とうてつ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1-5 最大捕捉:1
 あらゆるものを貪り食らうバーサーカーの貪欲さ。
 敵対者が戦闘中に消費したものを、自身への供物として認識することで、中確率で手に入れることができる。
 相手の令呪も手に入れることができるが、狂化しているため自身の魔力回復にしか用いれない。
 また、バーサーカーが何かを口にする度に魔力が回復するが、空腹を感じると凄まじい勢いで魔力消費を行う。
 バーサーカーの存在意義とは食べることであり、それだけの存在が神性を持つだけの信仰を得ている。
 万物がバーサーカーの餌であり、彼への生贄となる。

『蚩尤嘲笑(しゆうはたからかにわらう)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1-30 最大補足:81
 神代の神々を戦乱に巻き込んだ魔神、蚩尤の頭部。
 これを所持する間、バーサーカーは蚩尤のスキル、宝具を制限はあるが一時的に使用することが可能。
 真名の開放によって、かつて蚩尤が作り出した武具を81本まで周囲に展開し、殲滅を行う。
 武器を作り出した神である蚩尤の攻撃は5種の可変機構を有し、一本一本が敵に対して最も有効な攻撃方法を判断し、効率良く襲いかかる。
 神性スキルのランクが高ければ高いほど、この宝具によるダメージが倍増していく。

【解説】
 明代における竜生九子の1匹、財と食物を貪る幻想種饕餮(とうてつ)。
 羊の身体、人面人爪、虎の牙に曲がった角と歪な身体であり、一説によると顔は黄帝最大の敵対者、蚩尤であると言われている。
 異常な程の食欲を持ち、人も魔も等しく食べるため、魔除けの髪としても信仰を受ける。
 殷代から周代にかけて青銅器や玉器の修飾に部分的に用いられる(饕餮文:とうてつもん)。
 この頃の王は神の意思を人間に伝える者として君臨していた。その地位を広く知らしめ、神を畏敬させることで民を従わせる為に、
 祭事の道具であるこのような器具に饕餮文を入れたものとされる。
 良渚文化の玉琮には、饕餮文のすぐ下に王の顔が彫られたものも出土したため、、饕餮の起源は良渚文化の栄えた長江流域で信仰された神だったと言われる。
 古代中国の舜帝によって中原の四方に流された四柱の悪神でもあるが、バーサーカーとして呼ばれた場合は魔獣としての側面が強く、神性は低い。
最終更新:2016年10月06日 23:34