【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】フレデリク・オーギュスト・バルトルディ
【性別】女性
【身長・体重】153cm・47kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”の形成が可能。
道具作成:B
魔力を帯びた器具を作成できる。
魔術の素養はないが、作り上げた芸術品に有り余る魔力を注いだ魔術道具を作成可能。
【保有スキル】
千里眼:C
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
芸術審美:C
芸術作品、美術品への深い造詣。芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、
高い確率で真名を看破することができる。
神性:E
神霊適性を持つかどうか。本来ならばただの人間である。
製作した女神の受ける信仰が高すぎるあまり、女神の信仰に侵食され最低限の神性を持つ。
【宝具】
『世界を照らす自由(リバティ・エンライトニング・ザ・ワールド)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1-93 最大捕捉:15人
アメリカ、リバティ島に屹立する自由の女神像が持つ概念を再現、伝播する宝具。
そのコンセプトとは全ての弾圧、抑圧からの解放、及び人類が皆自由であり、かつ平等であるということ。
この想いが人々の信仰を集め、キャスターを英霊としている。故に彼女自身が自由の女神であるとも言える。
キャスターの視界に収まるあらゆる束縛を強制的に解除し、対象をひとつの個として独立させる。
それはサーヴァントとの契約であっても例外ではなく繋がりを断つ。
当然魔力パスも断絶させるため、サーヴァントであれば再契約しない限り魔力不足で消滅することとなる。
発動には令呪を必要とする。
本来7つの大陸、7つの海原に伝播する概念であるが、莫大すぎる魔力の維持が不可能であるため、劣化を起こしている。
また、直接肉眼で捉える必要があり、鏡を用いるなど間接的な視認は宝具の対象外となる。
そのため、キャスター自身に対してこの宝具を使うことはできない。
『それが示すは解放の意志(ラ・スタチュー・デ・リベルテ)』
ランク:D 種別:結界宝具 レンジ:1-10 最大捕捉:∞
フランス国内にあるもう一つの女神像、故国に設置された独立の象徴の像。
女神像の範囲内に存在する対象全ての、自分を縛り付ける者への反抗心や鬱憤といった感情を増大させる。
レンジ外にでれば収まりを見せるが、範囲内に長くとどまる程その思いが蓄積されていく。
一定時間が経過すると、対象は憎悪する相手へ反逆行動を始める。
この際対象に対する精神干渉が無効化される為、怒りを向ける相手へ糾弾し、狂奔する。
女神像の破壊は容易にできるが、この像一つ一つが母性というカリスマ性を放っている。
フランスひいては万人の母を象ったそれを破壊するには、畏敬の念を振り払えるかが鍵となる。
設置後の維持にかかる魔力は、土地の龍脈から吸い上げているため不要である。
【Weapon】
『彫刻刀』
【解説】
1834年、フランスの彫刻家フレデリック・バルトルディはアルザス地域圏のコルマールで生まれた。
コルマールとパリで建築と絵画を学び、その経験は自由の女神像に活かされる。
1886年、フランス政府からアメリカ政府に寄贈された自由の女神像の作者である。
合衆国独立100周年を記念し、フランス人募金によって贈呈されたこの像は、合衆国の自由と民主主義、
世界各地から来る移民にとっての新天地の象徴となった。
その顔はフランスの象徴マリアンヌと言われているが、彼の母親だという説もある。
炎を擁する松明を掲げる右手に対し、左手には合衆国独立記念日とフランス革命勃発の日がローマ数字で刻まれた銘板がある。
足下には引きちぎられた鎖と足かせがあり、これを踏みつけることで束縛からの解放、自由と独立を表している。
合衆国を象徴する自由の女神像が集める信仰心が本人以上に高すぎるため、サーヴァントとして召喚されたフレデリックは
その霊格に引きづられる形で、歴史と異なり性の転換、及びステータスの変更を余儀なくされている。
最終更新:2016年10月07日 11:58