【元ネタ】イタリア伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】タンナ
【性別】女性
【身長・体重】163cm・56kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”を上回る“宮殿”を形成することが可能。
道具作成:E-
魔術的な道具を作成する技能。
キャスタークラスの恩恵でスキルを得ているが、
気休め程度のお守りを作るのが精々である。
【固有スキル】
妖精文字:B
妖精郷の魔術刻印・妖精文字の所持。
火を除く四属性を用いての自然干渉に優れるが、
キャスター自身の魔力が微弱なため、冠の力無くしては殆ど使用できない。
言語理解:E+
万物から大雑把な情報を“聞き取る”事ができる。
植物や無生物も対象となるが、会話する事はできない。
【宝具】
『高山統べる氷宮の蒼冠(コルノン・デ・フローパ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
クロデーレスの女王が戴く青い宝冠。
魔力(MGI)がAランクにまで向上し、加えて
陣地“氷の宮殿”内において空想具現化が可能となる。
【解説】
喜怒哀楽を知らぬ石の心を持つクロデーレス人の中で、唯一人間の心を持つ女王。
僅か十歳で女王の座に着き宝冠を戴くタンナは山の全てに対して絶大な力を揮う事ができ、
人間に好意的な彼女は落石を止め雪崩を封じ、彼らの為に様々な便宜を図ってやっていた。
その結果、石の民の聖域を侵すまでに人間は山に入り込み、女王は批判を受けるも聞き入れず
そのうちアクィレーヤの伯爵に出会って恋をし、宝冠を置いて山を降りてしまう。
しかし伯爵は息子サルヴァネルを認知せず、成長した子は父と争うも敗れる。
その後サルヴァネルは公爵令嬢マルコーラと恋をするが結婚を認められず、
駆け落ちして母の住む山へ逃げる途中、追手と戦う中でクレバスへと落ちた。
宝冠を持たない無力なタンナはサルヴァネルを救い出す力を持たなかったが、
氷河がいずれ息子を帰してくれると知っていたため、マルコーラと共に待ち続ける。
そしてある羊飼いがサルヴァネルの遺体を見つけると、対面後マルコーラは息を引き取った。
タンナは人間の世界と縁を切り、再び冠を戴いて山の全てを本来の状態に戻すと決め、
羊飼い達に逃げるよう告げると息子夫婦を納めた黄金の棺と共に氷の宮殿へ帰った。
その後、彼女はこれまでのどの女王にもまして偉大な女王になったという。
最終更新:2016年10月07日 12:09