【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】クリストファー・コロンブス
【性別】男性
【身長・体重】186cm・80kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
嵐の航海者:A
船と認識されるものを駆る才能。
集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、
カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
【固有スキル】
信仰の加護:A
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。
あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。
星の開拓者:EX
人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
あらゆる難航、難行が“不可能なまま”“実現可能な出来事”になる。
【宝具】
『聖母懐胎(サンタ・マリア)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:30~50 最大捕捉:500人
アメリカ大陸先住民を襲ったすべての悲劇の始まり。
サンタ・マリア号の内部で渦巻く“業病と殺戮の混沌”を、"卵"として産み落とす。
"卵"は艦船の形をしており、乗船も可能。
"卵"が割れると病と不和がばらまかれ、一帯はカオスに呑み込まれる。
"卵"が原因で流された血はライダーに魔力として還元される。
『聖母分娩・虐殺陣痛(ラ・サンタ・マリア・デ・ラ・インマクラダ・コンセプシオン)』
ランク:A++ 種別:対国宝具 レンジ:99 最大捕捉:1000人
サンタ・マリア号の最大出力。
サンタ・マリア号自体を"卵"として混沌を現出させる宝具。
コンキスタドールと彼らに持ち込まれた病による凄惨過ぎる歴史の始点として、
対個人ではなく対民族規模の影響範囲を持つ。
"卵"として“割れた”サンタ・マリア号は最短20ターンかけて船の形に再生するが、
中身の混沌の再充填には二、三日の回復期間を要する。
【Weapon】
『サンタ・マリア号』
当時のスペイン船は正式な宗教名を与えられる一方で、一般にはあだ名で呼ばれた。
サンタ・マリアの名はバルトロメ・デ・ラス・カサスの著作には登場せず、
コロンブスの第二航海以降に定着したもの。
この船をラスカサスは単にラ・カピタナ(旗艦)と呼び、
船員たちはマリガランテと呼んだ。
マリガランテとはスペイン語で「勇敢なマリア」の意で、売春婦の婉曲表現。
歴史を振り返ると、確かに
聖マリアよりは、バビロンの名のほうが
似つかわしい船(おんな)だと思わざるをえない。
【解説】
イタリア語ではクリストフォロ・コロンボ。
スペイン語ではクリストーバル・コロン。
香辛料のための東インド諸島への西方航路開拓をスペイン王家の援助により進め、
結果的にいわゆる“アメリカ大陸発見”を成し遂げた航海者。
正確には過去レイフ・エリクソンがいるためアメリカ大陸に上陸した最初の白人ではない。
最初に訪れた日本(バハマ諸島)をサン・サルバドルと名付け、中国(キューバ島)を発見。
印度(アメリカ大陸)で大規模な征服事業を行った。
1451年イタリアのジェノヴァに生まれ、同地の貿易商会から海の道に入る。
アフリカの奴隷商人として過ごした後、ポルトガル王家に西方航路開拓計画を売り込むも断られ、
スペインでイサベル一世の後援を得る。
彼の冒険はスペインに黄金期をもたらし、新大陸は疫病と大虐殺の嵐に揺れた。
だが晩年はパトロンの女王が死んだ上に、植民地経営の不手際から罪に問われ、
長年の不衛生な海上生活からくる病にも侵された悲惨なものだった。
最終更新:2016年10月07日 21:10