【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ネイサン・メイアー・ロスチャイルド
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力C 幸運A+ 宝具B
【クラス別スキル】
道具作成:C
魔術的な道具を作成する技能。
キャスターのクラスとして最低限持ち合わせる程度の技能
陣地作成:A-
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”を上回る“神殿”を形成することが可能だが
彼の場合、神殿を形成するにはある程度の状況の判断や確定的な情報がなければ
魔術師としての最低限の工房しか作れない
【固有スキル】
黄金率:A
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
生前、彼は75億ドルという一個人が持つには規格外と言える金銭を稼いでいる
使い魔(鳩):B
鳩を使い魔として使役できる。
彼の場合、ワーテルローの戦いの結果を知らせた伝書鳩を使役する。
彼の知名度を決定付けたとも言える存在であるため、ランクも高くなっている
情報収集:A
今現在置かれている状況や場において必要な情報を得る才能。
彼の場合、使い魔の鳩を使うことである程度の情報からその先の情報を得ることが出来る
気配遮断やそもそも居場所の目星すらついていない場合は意味を成さない
【宝具】
『逆売の鳩(リバース・ポスタオベ)』
ランク:A 種別:対都市宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
「この世で最も偉大な武器といえば何か?宝剣か?神鎗か?はたまた神をも射殺す矢か?
私はね・・・それは情報だと思うのだよ。準備は万端整った。逆売の鳩(リバース・ポスタオベ)・・・さぁ、知るとしよう。」
伝書鳩を用いてナポレオン敗北を知り、後に伝説として残るほどの一大投資「ネイサンの逆売り」に由来する宝具
数匹の鳩を都市を囲むように配置させることで「都市全体の状況を知る」ことの出来る宝具
全てを把握するというわけではなく、簡単にいえば「街全体の情景が草の根を分ける程緻密に頭に入ってくる」というもの
この宝具を使用後に先述の情報収集スキルを合わせればEXクラスの気配遮断スキルでも無い限り相手側の行動も知ることが出来る
しかし鳩自体に気配遮断スキルのようなものはないため、気づかれ、一匹でも始末されればその時点で無効となるデメリットもある
「鳩を使って遠方の情勢を知り尽くした」という逸話が「鳩を使った情報収集の結界」とし昇華されたもの
【Weapon】
ナシ
【解説】
「名誉も勲章も爵位も、私には必要ない。何を持って己を定めるかー
君も理解しておきたまえ、マスターよ」
真名は神聖ローマ帝国(現ドイツ)の銀行家、ネイサン・メイアー・ロスチャイルド。
ロスチャイルド家の情報網や通商ルートを巧みに使いこなし、様々な方法で莫大な利益を挙げた天才
軍資金の輸送や現金の密輸に及ぶまで、とにかく「金銭」に関しての逸話が多い
中でも最も有名なのはナポレオンが敗北したワーテルローの戦いの後に行った「ネイサンの逆売」だろう
これはナポレオン敗北の事実を独自の情報網で真っ先に知り、金融界を牛耳ることに成功した「伝説」である
一説ではこの情報網で最も活躍したのが「伝書鳩」とされており、サーヴァントとして現界した彼はこの伝承にそって召喚される。
サーヴァントとしては情報収集に特価したリアリスト。
世界は情報に沿って動き、情報により牛耳られているという考えのもと、まず現状の整理から入るタイプ
一個人の有り方を決めるような名誉や称号には一切の興味がなく(これも逸話による物)
「個は他人によって決められるものではない。では何によって決めるか?己の誇りだ」
と考えており、名誉や称号を提げる相手は「馬鹿」「愚か者」と見なし、鼻で笑うことだろう
戦闘能力は数多の作家や音楽家と比べれば多少は高いだろうがそれでも海千山千の英雄相手には無力も同然
情報収集の後、マスターがどう動くかで決まってくるだろう
最終更新:2016年06月23日 20:02