【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】大プリニウス
【性別】男性
【身長・体重】181cm・73kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力C 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
自然観察:A
自然界を観察し、理解する技術。
事物に対する知識、見識も重要だが、それ以上に未知に対する好奇心が必要となる。
彼が現世で得た新たな情報は、逐次『博物誌』に追加される。
嵐の航海者:D
船と認識されるものを駆る才能。
集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、
カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。
芸術審美:B
芸術作品、美術品の知識。
芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、高い確率で真名を看破することができる。
【宝具】
『探究心は彼を殺せり(プリニアン・エルプション)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:10~20 最大捕捉:一艘・一人
「運命は勇者を助く(fortes, inquit, fortuna juvat)」の詠唱によって召喚されるガレー船。
大プリニウスの好奇心と、少プリニウスが予見した叔父の英雄化の象徴。
これに乗るライダーは“世界に知らしめ”られ、
その知名度によって『博物誌』の発動コストが劇的に抑えられる。
また、陸海空を行く学者の足にもなる。
『驚くべきこの世界(ナチュラリス・ヒストリア)』
ランク:C++ 種別:対衆宝具 レンジ:20~30 最大捕捉:300人
皇帝
ティトゥスに捧げられた博物学の大古典、『博物誌』の原本。
あらゆる知識の編纂を「ローマ人のなかでただひとり」為したと誇るこの書には、
しかし現代的な視点からは奇妙な事柄も多く書かれている。
それは、神秘が現役であった時代の博物誌であるからだ。
自然史の金字塔として珍重されたこの書は現実と幻想を「事実」の一言で繋げる能力を持ち、
その土地に存在する伝承を“かつてあったこと、今あること”として現実化する。
失われた神秘の再興、幻想種の再来などを結果として招く宝具である。
【Weapon】
『槍』
【解説】
ローマ帝国の誇る碩学、ガイウス・プリニウス・セクンドゥス。
若いころにはローマ貴族の常として出兵し、ゲルマニア遠征で騎兵指揮官として働いた。
最初の著作である『馬上からの投げ槍について』はこの時期に書かれたとされる。
帰国後、遠征中夢枕に立った大ドルススの願いを受けて『ゲルマニア戦記』を編纂。
法学と共に勉学や研究に勤しむ生活を送っていたが、皇帝
ウェスパシアヌスの任を受け、
皇帝代理として帝国諸州に赴き、ローマで最後の作品『博物誌』を完成させる。
ローマ海軍の提督となっていた彼はヴェスヴィオ火山の噴火を受けて救助に向かい、
上陸した先で煙を吸い込んで死亡した。彼の著作で現存するのは『博物誌』のみである。
新しいものが見れると聞いて何も考えずに召喚に応じた。後悔はしていない。
『博物誌』の能力は伝承の具現化と考えて良い。日本で使うと天狗や
口裂け女がマジで出現する。
再現物に対して何の権限もない一方、ライダーより強い再現物がでてくることもある為、
たまに地雷踏むこともある。火山は天敵。
最終更新:2016年10月07日 21:34