【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ヘンリー・フォード
【性別】男
【身長・体重】178cm・63kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運C 宝具E
【クラス別スキル】
道具作成:EX(Dランク相当)
魔術的な道具を作成するスキル。だが、彼自身は魔術道具を作ることはできない。
その代わり、「魔術道具を作る機械」を作ることが可能。
陣地作成:EX(Cランク相当)
彼は魔術師でないため作られるものは『工房』ではなく『工場』となる。
『工場』内では生産性が向上する。
【固有スキル】
大量生産:A+
物品、道具を早く、安く、良質に生産するスキル。工場をライン式にし、能率的に自動車生産を行った故に高ランクで獲得している。
道具を作る際、一つ分の材料で二つ以上できる可能性がある。A+ランクならばまず間違いなく二つ以上生産可能。
オートメーション:A
自律しない機械を自動で動かすスキル。決して全行程を機械に任せるスキルではない。
機械作業における道具の部品生産にボーナスを与える。しかし、道具そのものの生産には向かない。
分割作業:A
行動の分割。手元であり、肉体が二つ必要ない範囲の行動ならば、二つの動作を並行して行うことができる。
Aの動作と並行し、Bの動作を、どちらか一方だけを行っているかのようにする。一度に二種類の魔術礼装や機械を生産できる。
【宝具】
『これこそ、汽車のように早く、そして馬のようにどこでも走ることができるもの(T-フォード)』
ランク:E 種別:対材料宝具 レンジ:1 最大捕捉:1000
彼が大量生産した、アメリカのモータリゼーションを促進した車を『生産する』宝具。材料さえあれば幾らでも作ることができる。
生産した車は耐久Dかつ敏捷Cの騎乗ユニットとして活用できる。ただし彼自身は騎乗スキルを持たない。
また、自律しない機械であるため、オートメーションのスキルで動かすことができ、神秘を微弱ながら持ち合わせているため、もっぱら自動走行させて自爆特攻するのに使う。
『我が大量生産は全ての生産を過去とする(ヘンリー・フォード・システム)』
ランク:E 種別:対生産宝具 レンジ:1 最大捕捉:1000
これこそヘンリー・フォードの真骨頂。機械による大量生産はあらゆる生産を置き去りに、過去のものとする。
彼が作った機械と『工場』が必要となるが、道具生産を何倍にもする破格の宝具。
【Weapon】銃。しかしその腕前は推して知るべし。
【解説】
ヘンリー・フォードはアメリカの経営者・発明家であり、自動車の『育ての父』。大量生産により、安価で高品質なT-フォードを民衆に広め、アメリカのモータリゼーションを促進させた。
また、あまり知られてはいないが航空機開発にも関わっており、サーヴァントとなっている彼は飛行機を『エンジンだけ』なら生産できる。機体は別に入手する必要がある。
道具作成スキルはあまり役に立たないように見えるが、作り方さえ理解できれば魔術道具や礼装すら作成可能な機械を作ることができ、生産したそれらを文字通り浪費することで勝っていくサーヴァント。道具ゲーとなるため、そもそもの道具が弱いマスターに当たってしまった場合、かなり厳しい戦いを強いられる。
好々爺然とした人物。しかしその実非常に狡猾かつ辣腕。経営者としてはすこぶる優秀であり、現代までその名を残す『成功者』。エジソンと親交が深く、エジソンが金に困っていた時に無償で金を貸したり、家を再建させたりしているが、裏ではその経営術を酷評したりしている。なおFGOのエジソンには流石に動揺を隠せなかったようだ。
本人曰く『生産しかできない最弱キャスター』らしく、アンデルセンにすら肉弾戦では負けると言い張る。実際アンデルセンには幸運以外何一つ勝っていない。
聖杯にかける願いは『粗製濫造を無くす』。彼が目指し、達成した大量生産とは、『早く、安価で、良質な商品』である。
最終更新:2016年06月20日 20:26