蜂須賀正勝

【元ネタ】史実 戦国時代
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】蜂須賀正勝
【性別】男性
【身長・体重】150cm・42kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
 二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等、大がかりな魔術は防げない。

【固有スキル】
陣地作成:B
 一夜城を作り上げ、戦闘に役立てる。
 また水源に近い場所で建設した場合、宝具『龍似一夜城』を発動できる。
 ランサーは生前、川並衆を率いて秀吉の一夜城建設に貢献したとされる。

盗用:C
 サーヴァントに付随する武具がその所有者を失ったとき、
 判定に成功すると自身の魔力を消費して現界させ続ける事ができる。

忍法:C
 室町時代の日本で体系化された間諜の秘術。
 相手の不意を突く技術のため、初見でない相手には効果が減少する。

【宝具】
『戦陣錫杖』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:300人
 桶狭間の大勝を皮切りに縁起物として度々戦場に運びだされ、ついには馬印にまでなった鉄錫杖。
 錫杖遊環が奏でる音色は一種の催眠効果を伴って響き、敵勢の気を緩ませ、その統率を掻き乱す。
 また『戦陣錫杖』の奏でる音は人間の可聴域を超えている為、
 聴覚の妨害に対する耐性を持たない限り、影響下にいることにさえ気づけない。
 ちなみに鉄地蔵も併せて持って行こうとしたが、重すぎたため錫杖だけにしたそうな。

『龍似一夜城』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:300人
 変形ッ! 一夜城ッ!!
 説明しようッ! この宝具を発動することで、陣地作成で作った一夜城は機械竜へと変形し、
 竜の息(ドラゴンブレス)に見立てた水流噴射で敵軍を薙ぎ払うのだ!
 なおギミック的にかなり無茶をしているので、戦闘終了後に一夜城は壊れてしまうぞ!
 絵本太閤記によれば、一夜城は馬出し・柵・逆茂木を備えた龍に似たる長城だったという。

【Weapon】
『方形槍』
 太く平たいノミの形のような穂を持つ槍。土を掘ることにも適している。
 正勝は本願寺勢との戦いで最も首級を挙げ、楼岸一番の槍と評されたという。

【解説】
 戦国時代の武将・大名。通称は小六、ないし小六郎。後に彦右衛門。
 蜂須賀郷を根拠とする土豪として織田信長に早くから協力していたとされる。
 また川並衆なる配下を率い、木曽川の水運業で利益を得ていたという。講談では野盗紛いの集団だったともされる。
 秀吉との出会いについては諸説あるが、矢作橋で出会ったという創作が最も知られる。
 織田信長が美濃攻めを開始すると、秀吉らに協力して墨俣城の築城を行い、斉藤氏の調略にも活躍。
 以後も秀吉に従軍して功績を積み重ね、五万三千石の領主にまで立身する。
 本能寺の変で信長が倒れると、備中高松城の開城に黒田官兵衛とともに尽力し、
 いわゆる中国大返しの成功の一助となった。
 秀吉が織田信長の実質的な後継者へ勇躍すると、四国の長宗我部への抑えとして阿波一国を与えられたが、
 正勝は秀吉の側近であることを願ったため、息子の家政に譲り渡したという。
最終更新:2016年10月07日 22:05