孤島の王子

【元ネタ】アイルランド伝承
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】孤島の王子
【性別】男性
【身長・体重】168cm・62kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷A 魔力D 幸運C+ 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D++
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
 馬の耳から得るドルイドの杖により、能動的な魔術破戒の能力を有する。

騎乗:A
 幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。

【保有スキル】
単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

魔術:C
 ドルイド系の魔術を習得。
 幻惑、動物使役に長ける。

【宝具】
『相寄る五貴(アナムハラ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:4人
 ライダーの叔母が与えた、痩せて汚らしく毛深い馬。
 疾風の如き速さ、非凡な知識、耳に収められたドルイドの杖でライダーを助ける。
 その正体は遠国の四人の王子が魔術で姿を変えられていたもの。
 四つに切り分け杖で叩く事により、この宝具を破棄し
 四騎の疑似サーヴァントとして運用する事ができる。

【Weapon】
『九つの刃を持つ剣』
 二代のスペイン王を倒した剣。八つの枝刃を分離飛翔させての近~中距離攻撃が可能。
 枝刃の威力は使用者の魔力(MGI)に依存するが、
 同時に使用する刃が多い程に個々の威力は減少する。

【解説】
 ある日、エリン(アイルランド)の王は狩に出かけ、黒豚を追って奇妙な島に着いた。
 豚は島の女王が王を誘い込む為に変身したもので、王は彼女に請われ息子をもうける。

 『孤島の王子』はエリン王を父と知らぬままスペインのエリン侵攻を二度に渡り退け、
 またエリン王妃の病(仮病)を癒す為にタバー・ティンタイの井戸の水を持ち帰った。
 しかし王妃とその不義の息子兄弟は、『孤島の王子』の三度の手柄を尽く奪い取る。
 スペイン撃退の時には戦勝の宴席で睡眠薬を飲まされ夜闇の海へ蹴り落されたのだが、
 四日四晩泳ぎ三ヶ月の海藻サバイバルを送る羽目になっても彼は恨みを抱かずにいた。
 やがてタバー・ティンタイの女王が来て武勲の真の主と王妃の不義を明らかにすると、
 エリン王は孤島の女王と再婚し、王子はタバー・ティンタイの女王と結婚し王となった。
最終更新:2016年06月20日 20:30