【元ネタ】
ギリシャ神話
【CLASS】アサシン
【マスター】雨生龍之介
【真名】プロクルーステース
【性別】男性
【身長・体重】174cm・86kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
気配遮断:C
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。
【保有スキル】
鷹の目:B
獲物を狙う鷹のように、対象を品定めする確かな眼力。
相手のステータスをマスター同様に見ることができる。
これより上のランクならば、相手の宝具情報を垣間見ることも可能。
視力の良さを求められるため、同ランクの『
千里眼』スキルの効果も持つ。
遠方の標的の捕捉、動体視力の向上、透視が可能。
話術:C
言論にて人を動かせる才。
詐術や詭弁を用いて交渉を有利に進めていくことができる。
相手の弱みに付け込み、甘言を尽くして取り入り相手を篭絡させることに長ける。
【宝具】
『残忍なる法則(プロクステス・ベッド)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人
通りがかる旅人の身長と決してサイズがピッタリにならないように鉄の寝台を調整して、
疲れきった人間に甘い言葉をかけ横にさせ、残酷にその命を奪い続けた悪業の再現。
元々はアサシンの身勝手な言葉に過ぎなかったが、長年の反復行為によって呪詛へと昇華された結果、
その言葉は絶対の法則へと変化し、対象を押し込め思うがままに損耗させる。
発動する度に、対象と比較するための基準を設ける。
物質を基準にすると、対象がその物質の体積やサイズを超す時にアサシンの持つ剣を介して切り取り、
切り取った肉体を魔力に変換してアサシンが簒奪してしまう。
逆に満たない場合は槌で叩くことで、無理矢理その基準まで相手を成長、増大させるがその代償として
ステータスの低下や、酷い場合はスキル、宝具の発動を制限するほどの魔力を消耗させる。
ステータスの数値など概念的なものを基準にした場合も同様に、超過すればその分を切り取り、不足する場合は
ステータスを上昇させる代わりに魔力を過剰に消費させる。
対象にとっての基準を一度定めると変更することはできないが、数値など細部を弄る事は途中からでも可能。
また、対象によって基準を変えることもできる。
しかし、この宝具を介した剣では相手に致命傷を負わせることはできず、弱体化させるのみである。
【Weapon】
「無銘:剣&槌」
普段は剣を用いるが、宝具を使用する際に槌を使うことがある。
【解説】
ギリシャ神話に登場するアッティカの盗賊で、その名は「伸ばす人」を意味する。ダマーステース、ポリュペーモーンの異名も持つ。
エレウシースの外側の丘にアジトを構え、そこに鉄の寝台を設置していた。
通りがかる人に休ませる名目で声をかけ、隠れ家に連れて行き寝台に寝かせた。
その相手が寝台からはみ出せばその部分を切断し、寝台の長さに足りなければ、サイズが合うまで錘や槌で体を引き伸ばす拷問にをかけた。
しかしその寝台は長さを調節できるため、決してピッタリのサイズの人間が出てくることはなかった。
遠くから相手の背丈を目測して、寝台を伸ばしたり縮めていたからである。
この恐怖時代に終止符を打ったのがテーセウスだった。
テセウスは身長が低いためある程度は寝台を縮めていたプロクルーステースだったが、逆に寝かさせられ、はみ出した頭と足を切断された。
この盗賊退治は、テーセウスがトロイゼーンからアテーナイに向かう間の、テーセウス最後の冒険談だった。
このことから、「無理矢理、基準に一致させる」という意味で「プロクルステスのベッド」と使われるようになる。
最終更新:2016年10月07日 22:30