【元ネタ】ガリヴァー旅行記
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】レミュエル・ガリヴァー
【性別】男性
【身長・体重】169cm・62kg
【属性】中立・狂
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
狂化:C
魔力と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせるが、
言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。
【固有スキル】
外科手術:E
メスを使用してマスターおよび自己の治療が可能だが
現在は狂化により使用不能。
戦闘続行:A
生還能力。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
【宝具】
『異邦奇譚(ネイションズ・オブ・ワールド)』
ランク:E~A 種別:対人、対軍、対国宝具 レンジ:変動 最大捕捉:1000人
7つの効果を持ち、1日おきに効果が切り替わる特殊な宝具。
1日に1度、以下の7つの効果のうちランダムに選ばれた1つがバーサーカーの宝具となる。
すなわち、
“周囲一帯のサイズを一時的に小型化させる(知的能力には影響なし)『小人奇譚(リリパット・ブレフスキュ)』”
“周囲一帯のサイズを一時的に大型化させる(知的能力には影響なし)『巨人奇譚(ブロブディンナグ)』”
“飛行都市ラピュータを召喚し、地上の魔力を収奪する(制御はできない)『飛島奇譚(バルニバービ)』”
“24時間のみ英霊を召喚、使役する(言語翻訳、常識付与等は無いため意思疎通は困難)『幽霊奇譚(グラブダブドリッブ)』”
“HPが0以下になっても死ななくなる(バステや苦痛、欠損はそのまま)『不死奇譚(ラグナグ・ストラルドブラグ)』”
“「普遍的な」意味を持つ一大宗教の信仰者に対して機能する呪的地雷――踏み絵を出現させる『日本奇譚(ヤーパン)』”
“人間の知的能力を大幅に低下させ、馬の知的能力を劇的に上昇させる『賢馬奇譚(フウイヌム)』”
の7つである。
本来であれば1日に1度の効果の切り替えは任意で選択できるのだが、
狂化の影響により、どの効果が選ばれるかはランダムになってしまっている。
【解説】
ジョナサン・スウィフトの最も有名な著作『ガリヴァー旅行記』の主人公。
名前のガリヴァーは「愚か者」(gull)という意味を持った造語。
世界的にも有名な作品であり、最高の政治学入門書の一つともされる。
正式な題名は『船医から始まり後に複数の船の船長となったレミュエル・ガリヴァーによる、世界の諸僻地への旅行記四篇』であり、
当時のイギリスを取り巻く様々な状況を暗喩した不可思議な国々を描き出す事で、当時の社会を風刺する内容となっている。
この本は「内閣評議会から子供部屋に至るまで、この本はあらゆる場所で読まれている」と言われるほどの大ヒットとなり、
鎖国されていた日本にさえ影響を与え、「朝比奈島遊び」なる浮世絵のモデルとなったという。
名前のガリヴァーは「愚か者」(gull)という意味を持った造語。
ガリヴァーはフウイヌム国で環境と人間との交友関係への希求により発狂する
(ガリヴァー視点ではフウイヌム国での啓蒙の結果、人間性を捨てようと図っている)が、
その著者であるスウィフトもまた晩年に発狂したのは皮肉と言えよう。
最終更新:2016年10月07日 23:04