アマーギン・グルーンゲル

【元ネタ】アイルランド伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】アマーギン・グルーンゲル
【性別】男性
【身長・体重】162cm・56kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力A+ 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:B
 魔術により様々な道具を作り上げる能力。

【固有スキル】
高速神言:A
 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
 神代の言葉なので、現代人には発音できない。

精霊の加護:D
 ダナーン族の王妃エリウの祝福により幸運を呼び寄せる能力。
 このスキルはエリンの地において大幅にランクが向上する。

【宝具】
『成就言祝ぐ賢人の詩(Duan Amhairghine)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 エリン上陸に際しキャスターが詠った、
 生命の転生、霊魂の偏在、己と自然全体の同一、詩人の心の飛翔、
 そしてドルイドの何たるかを描き出す詩。
 キャスターは現在の“世界を見通す眼”を得ている。
 生来保有した予測の未来視を併用する事で擬似的に近未来をも見通すが、
 過負荷による自己崩壊の可能性が生じ、耐久値での判定を要求される。

【Weapon】
『樫の杖』

【解説】
 ダナーン族を打ち倒しエリンの支配権を得たミレシア族指導層の一人、
 ミレシウス王の息子である大詩人アマーギン(アヴァルギン)。
 その名は『嘆きの誕生』を意味し、最古の詩人にしてドルイド、予言者、魔術師ともされる。

 ミレシア族が後にエリンと呼ばれる地に上陸した時、タラでダナーン族を治めていた三人の王は
 「ミレシアの軍勢が三日間退くなら、戦いを続けるか屈服して国を渡すか決める」と申し出た。
 アマーギンは、海岸から九つの波の長さだけ船で退いて待ち、またこの地に帰って来る事、
 そして再戦するなら三日後には全土が我等一族の物になるだろう、と助言と予言をする。
 これに従いミレシア族が海上に引き上げると、ダナーン族は魔術を用い大波と霧を起こした。
 一人の兵士により、これが自然の仕業でもドルイドの神の力でもない事が明かされると、
 アマーギンは呪文を唱えてダナーン族の魔術全てを打ち破り、嵐も霧も綺麗に晴れた。
 その後ティルタウンの原での合戦でダナーン族の王と王妃は尽く死に、ミレシア族が勝利する。
 ミレシア族はエリンを得、ダナーン族は西方に逃れ、或いは地下で妖精として暮らしたという。
最終更新:2016年10月07日 23:06