【元ネタ】
ギリシャ神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】アルカス
【性別】男性
【身長・体重】154cm・45kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B+ 魔力C 幸運D 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間は現界可能。
【固有スキル】
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
僅か十五年の生涯で文化英雄としての役目を果たし、後継も選定した稀代の王。
神性:B
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
雷神ゼウスの子とされる。
地離れの加護:A
ヘラの命を受けた海神達にかけられた呪い。
地球上に着陸できない代わりに、魔力を用いて空中や宇宙空間を飛行できる。
ただし、地球から離れるほどに必要とする魔力の量も増加していく。
また、加護の代償としてこのサーヴァントは陸地、水上に接することができない。
【宝具】
『彗星猟犬(アルクトゥーロス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:10~90 最大捕捉:1人
恒星の光を矢に宿し、必中の魔弾として放つ宝具。
母が変じた熊を射ようとした弓矢と、熊座を永遠に追い続ける恒星の具現。
射手が対象を狙っている間、放たれた矢は対象を追尾し、魔力が尽きるまで襲い続ける。
また、その威力・追尾性は、アーチャーが多くの魔力を込めるほど上昇する。
『神代復古・黄金時代(アルカディア・ゴールデンエイジ)』
ランク:A++ 種別:対界宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1000人
後に楽園の代名詞として扱われ、聖杯伝説にも結び付けられた王土を再現する宝具。
その正体は人々が抱く過去への郷愁、黄金時代の夢を蘇らせる世界の遡行である。
『神代復古・黄金時代(アルカディア・ゴールデンエイジ)』の圏内にいる者は、
自身が『永遠に失われた、取り戻せないもの」と認識している文物や概念を、相応の魔力を消費することで創りだすことができる。
ただし生み出したものは『神代復古・黄金時代(アルカディア・ゴールデンエイジ)』から離れた瞬間に失われる。
【Weapon】
【ジャベリン】
投槍の一種。一説には母熊に放とうとしたのは矢ではなく投槍ともされる。
ランサーのクラスの場合、『彗星猟犬(アルクトゥーロス)』の光は槍に宿り、アルカス諸共に彗星となって飛翔する。
【解説】
ギリシャ神話の登場する英雄。アルカディア人の祖。父は雷神ゼウス、母はリュカオーンの娘
カリストー。
ゼウスはカリストーを妻ヘラの嫉妬から守るため熊に変じさせたが、ヘラの怒りは逃れられず殺されたという。
このため母無し子となったアルカスはゼウスに引き取られた後、女神マイアの元で育てられたという。
叔父のニュクティモスが没するとペラスギア国の王位を継ぎ、自らの名に因んでアルカディアと改名。
トリプトレモスからはパンの作り方を、アドリスタースからは紡績の術を学び、国民に教えたという。
彼が築き上げたアルカディアは後に牧歌的な楽園の代名詞ともなった。
一方で異説もあり、母カリストーが熊に変えられたのはヘラの怒りによるものであったともいう。
この説によれば、アルカスが十五歳の頃、山で狩りを楽しんでいた時に偶然、熊となったカリストーと遭遇。
熊の正体が母であると気付かず殺そうとしたところを、母殺しを止めようとしたゼウスの手で星座に変えられたという。
また祖父リュカオーンの親族が神を試す為に、人間を食膳に供して神罰を受けた、という逸話もあるが、
この時(殺されて)食膳に供されたのはアルカスだったともされる。
この際、殺されたアルカスと、アルカスの叔父であるニュクティモスだけは許され、アルカスは神の手で蘇らせてもらったという。
【コメント】
いろいろと異説はあるが、
全部組み合わせると享年十五歳で文化英雄としての役目を果たし、すさまじい子沢山ぶりを見せているというトンデモになる。
が、型月だとありえそうだから困る。
アーサー王とも関係の深いくま座と関連する人物だから、いわゆるセイバー顔かも分からんね。
最終更新:2016年10月07日 23:12