カリストー

【元ネタ】ギリシア神話
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】カリストー
【性別】女性
【身長・体重】154cm・43kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具C
【クラス別スキル】
狂化:B(C)
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
 宝具の能力によりランクが上昇している。

【固有スキル】
魅了:D
 異性を惹きつける見目の美しさ。
 カリストーと対峙した男性は彼女に対し、強烈な恋愛感情を懐く。
 相手の心理状態や感情によっては抵抗できる。
 現在は宝具により熊化している為、能力を発揮できない。

野性:A(C)
 自然の中に溶け込める性質。最早獣そのもの。
 非常に発達した五感を持ち、獣の言葉のみを解する。
 また自らの命の危険に対して未来予知じみた反応を見せる。

【宝具】
『嘆く黒熊(ウルサ・マヨル)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 純潔を奪われたことでアルテミスの怒りに触れ、与えられた呪い。
 アルテミスの呪いによりカリストーの身体は熊の物へと変身している。
 狂化スキルが1ランク、野性のスキルが2ランクアップするが、
 この宝具は自身の意思では解除出来ない。

【解説】
アルカディア王リュカーオーンの娘。
その名の通りのとても美しい乙女だったが、身を飾ることや色恋にはまるで興味を示さず、アルテミスの従者として処女を誓い、狩りに明け暮れる生活をしていた。
だがその美しさゆえにある日ゼウスに見初められる。
よく知られた伝によれば、ゼウスはアルテミスの姿を借りることで男性への警戒心の強いカリストーに近づき、思いを遂げた。
彼女は男と交わったことがアルテミスに知れるのを恐れてこのことをずっと隠していた。
だが何ヶ月も経ったある日、狩りの最中にアルテミス達と沐浴をすることとなり、彼女も仲間入りを強要される。
彼女はゼウスの子どもを身ごもっており、衣服を脱いだためにそれを知られてしまった。
その結果、純潔を尊ぶアルテミスの怒りにより、あるいはゼウスの妃のヘーラーの嫉妬によって、恐ろしい呪いを受けることになる。
哀れみを乞うカリストーの真っ白な腕は黒い毛皮で覆われ、両手は湾曲して鉤爪が伸びて獣の前肢となり、
ゼウスがとりわけ愛でた口元は巨大な獣の顎となって喉からは言葉の替わりにおぞましい唸り声しか出せないようにされた。
彼女はもとの美しい容姿とは似ても似つかぬ、熊の姿に変えられたのである。
その後、熊にされたカリストーを、ヘーラーがアルテミスに猛獣として討つようにと説き伏せ殺させたとも、
アルテミスが誓いを守らなかったことに怒り殺したともいわれ、ゼウスはカリストーの遺体の中から子供を取りだしマイアに預け、遺体を天にあげておおぐま座に変えた。
最終更新:2016年09月24日 12:27