【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ピッタコス
【性別】男性
【身長・体重】161cm・60kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷A 魔力C 幸運A 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
野獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
カリスマ:C
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、都市国家の僭主としてはCランクで十分と言える。
護国の鬼将:C+
あらかじめ地脈を確保しておくことにより、特定の範囲を“自らの領土”とする。
この領土内の戦闘において、守将であるピッタコスは高い戦闘力ボーナスを獲得できる。
“私有地は欠片の如く(ピタコス・ドメイン)”はこのスキルで形成した領土に対してのみ、
行使可能な宝具である。
【宝具】
『流派:網闘士(マスター・レティアリイ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:一人
後に網闘士というジャンルを確立した、投網を使用するセイバーのバトルスタイル。
歴史上に存在した(存在し得た)限りの網闘士の戦い方を、自分のものとして扱うことができる。
つまり、網と武器を用いた有限の組み合わせとしての戦法すべてに通じている。
彼の敵は無数の網闘士が立ち代わり戦ってくる威圧感を感じるだろう。
彼の背後にあるのは、網闘士の歴史に等しいからである。
『私有地は欠片の如く(ピタコス・ドメイン)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:10~40 最大捕捉:一人
"護国の鬼将"スキルにより形成された領土を、味方に割譲することで発動する宝具。
細分化・微小化されて残った領土(私有地)は掌握精度を高められ、
守将に与える戦闘力ボーナスを増大させる。
なお、手を離れた領土は、割譲した相手が敵に回った時点で機能を喪失する。
献上された土地を、神に捧げたり等分したという逸話の具現。
彼曰く、「半分は全体に優る」
【Weapon】
『剣』
『盾』
『投網』
【解説】
ギリシャ七賢人の一人、ミュティレネの僭主ピッタコス。
レスボス島の混乱期においてアルカイオスの兄らとともに暴君メランクロスを倒すが、
同様の専制者ミュルシロスが再び現れると、
今度は政権打倒を考えなおして手を結んだ。
ミュルシロスにアテネとの係争地を任され彼は、
アテネとの戦いにおいて、将軍プリュノンを自ら提案した一騎打ちで倒し、英雄となる。
ピッタコスは盾に隠した網を使うという奇策によって、勝利したとされる。
ミュルシロスの死後は絶大な支持のもと僭主に選出されて10年の支配をもたらした。
僭主引退後も10年生きたという。
息子を殺した男を「許しは復讐に勝る」といって解放した一方で、
最良の支配を問う
クロイソスに「多種多様な木材(法)による支配である」と答えたとされる。
クロイソスを説得して侵寇を止めさせたとも。
ミュルシロスに国外追放されたアルカイオスとはミュルシロスの死後和解したが、
アルカイオスはピッタコスのことをボロクソに書き残している。
アルカイオスが正しく、賢者的なピッタコス像がプロパガンダの産物というのは
あり得ることだが、考慮に入れてはいない。
網に変形する盾は先にやった人がいたので…
最終更新:2016年10月08日 11:09