【元ネタ】史実、ヘロドトス「歴史」
【CLASS】キャスター
【マスター】遠坂凛
【真名】クロイソス
【性別】男性
【身長・体重】177cm・68kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷E 魔力C 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:-
宝具による魔術行使能力を得た代償に、陣地作成スキルは失われている。
道具作成:-
宝具による魔術行使能力を得た代償に、道具作成スキルは失われている。
【固有スキル】
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。稀有な才能。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
黄金律:A
身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない。
【宝具】
『遥かなる極光郷(ポレイアー・ヒュペルボレイオス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
死に瀕したクロイソスが、アポロンによって助命された逸話の再現。
真名解放により、危機に瀕したクロイソスへの神霊レベルの支援――天変地異や空間転移など――が行われる。
ただし、発動条件として「その時点で得ている全ての金銭的な財」の破棄が必要。
また、その類の財を持っていない場合は黄金律スキルの破却が要求される。
さらに、自動発動ではなく任意発動である為、危機のレベルを見極める必要があるなど、使いどころは難しい。
キャスターのクラスに当てはめられたクロイソスが行使可能な唯一の魔術であり、魔術体系としては祈祷や巫術に近い。
【解説】
リディア王国の最後の王。貨幣制度の発明者ともいわれ、ヨーロッパにおいて彼の名は「大金持ち」の代名詞となっている。
大富豪の自分は世界一幸福な人間であると豪語し、ギリシャの賢人
ソロンに諌められるが聞き入れなかった。
その後の彼は息子を失い、大キュロス率いるペルシャ帝国とも戦争状態になるなど不幸が続く。
ペルシャとの戦争において、クロイソスは高価な奉納品を積み上げて「戦争の行方」「勝利に必要な同盟国」を神託を求める。
デルポイの神殿は「リディアの滅亡」と「アテナイを同盟国にすべきである」との神託を降すが、
クロイソスはこれを「ペルシャの滅亡」と「同盟国とすべきはスパルタ」と誤解。リディアは敗北し、ペルシャ軍に占領される。
捕らわれて生きたまま火葬されそうになったクロイソスは、かつてのソロンの諌言を思い出し、これを悔いた。
その直後、突如振り出した大雨によって火は消され(あるいは、アポロンによって理想郷へと連れ去られ)、クロイソスは死を免れた。
最終更新:2016年09月27日 19:19