【元ネタ】スコットランド伝承
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】ケラッハ・ヴェール
【性別】女性
【身長・体重】240cm・92kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力B 耐久D 敏捷D 魔力A+ 幸運E 宝具E~A
【クラス別スキル】
陣地作成:A
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”を上回る“冬の宮殿”を形成することが可能。
道具作成:-
魔術により様々な道具を作り上げる能力。
地形変動・陣地作成に特化し、持ち運びできる道具を造る能力は有さない。
【保有スキル】
神性:E
冬季の『小さな太陽』を擬人化した自然神とされるが、神霊適性は殆ど退化している。
サウィンからベルティネまでの期間は全ての基本能力値が一ランク向上し、
ベルティネからサウィンまでの期間は全ての基本能力値が一ランク下降する。
魔眼:B+
略奪の魔眼を所有。
杖による接触と凝視を併用する事で効果は増大する。
動物会話:B
言葉を持たない動物との意思疎通が可能。
動物側の頭が良くなる訳ではないが、
相手が野生動物であれば厳密な意図を伝える事ができる。
【宝具】
『移り行く四季の戦渦(コリーヴレッカン)』
ランク:E~A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
冬を顕わし春を遠ざける女王の杖。
女神の権能を英霊規模にまで縮小したもので、
季節に応じた規模の力をキャスターに与える。
厳冬期であれば本来の神威に迫る絶大な能力を振るう事が可能。
盛夏期ならただの堅い棒切れなので殴れ。
【解説】
巨人の妖婆、痩せ細った青い妖婆、一ツ目の女隠者、春と争う冬の精霊。
原初の時代から存在する老神、スコットランドの神々の母、疫神、野生動物の守護神、
湖水・山々・コリーヴレッカンの大渦を造った創造女神の一柱とも。
イングランド・レンスターシャーのブラックアニス、
アイルランド・レンスター地方のカリアッハヴェーラと同種の存在とされる。
サウィン(11月1日)に目覚めた彼女は杖で木の葉を落し山川を凍らせる。
厳冬の間は絶対の女王として世界に君臨するのだが、春が近づいて来ると
夏の王『白馬に跨った』アングスとその妃となる乙女ブライドとの戦いが始まる。
永遠の青年アングスは女王の息子でもあり、冬の間には西方の常若の島に住むが
母のもとで囚われ厳しい日々を送るブライドを助け出して結婚し春を始めさせる。
女王は暴風を起こしてどうにか春の到来を止めようとするが次第に弱って行き、
ベルティネ(5月1日)前夜には杖を捨てて石に姿を変え眠りに就くといわれる。
或いは衰弱からの復帰と若返りを求め常若の島へ行って『青春の泉』を飲み、
ブライドにも迫る美女の姿になるのだ、とも。しかし秋になる頃には容色衰え、
冬が来る頃には元通りに恐るべき形相の皺苦茶婆になっているのだという。
最終更新:2016年06月20日 20:38