ユスティヌス二世

【元ネタ】史実
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ユスティヌス二世
【性別】男性
【身長・体重】180cm・69kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力E 幸運E 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
戦闘撤退:B
 純粋に戦闘から撤退する能力
 “仕切り直し”と違い、逃げに徹する行動なので、
 追撃への対応は、後手に回らざるを得ない危険がある。

逃避願望:A
 他者から期待を受けること、重荷を背負うことを極端に嫌い、またその重圧に潰されて破滅する気質。
 令呪による命令・効果が大幅に減少するマイナススキル。

狂化:EX
 狂化スキルの裏技。
 生前から深い狂気を患った者や狂気の象徴たる存在に狂化を付加することによって、
 逆にその狂気を打ち消す(ある人曰く「マイナス×マイナス=プラス」の要領とのこと)。
 なお、正気なので狂化の恩恵自体はない。

【宝具】
『全盛は斯くも儚し(デフラテバット・ディナスティア)』
ランク:B 種別:対己宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
 サーヴァントとして現界したユスティヌス二世のステータスは、本来以上に高い数値となっており、
 またその数値が外的要因によって減少することはない。
 だが、聖杯戦争の日数が経過するごとにステータスは自動で減少して行き、
 最終的に何の能力もない狂人と変わらぬスペックしか持たなくなる。

【解説】
 ユスティニアヌス朝の第三代皇帝。
 大帝と謳われたユスティニアヌス一世の妹の子として生まれ、
 嗣子無くして逝った伯父の死の情報をいち早く入手し、元老院の助力を得て即位。
 だが、即位して早々にイタリア総督ナルサス(ナルセス)を更迭したためにランゴバルド族の台頭を許す軍事的無能を曝す。
 先帝時代の財政疲弊からサーサーンへの貢納を打ち切ったために、皇帝としてユスティヌスよりも一枚も二枚も上手な
 ホスロー一世との戦争へと突入。
 当然勝てはせず、各地での大敗の報を聞きユスティヌスは発狂して引退。
 後継者は皇族の中から指名されず、彼の幼馴染の武将ティベリウスが事実上の皇帝として実権を握ることとなる。
 その後ユスティヌスは、復位を志そうなどと思わぬように、両目を潰されたとも言われている
 伯父がドーピング的な国力増強を行ったため、そのツケを払わされたこの哀れな皇帝は、退位から四年間余命を繋いだ。
最終更新:2016年06月20日 20:53