【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】趙高
【性別】??
【身長・体重】165cm・53kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
陣地作成:A-
その規模に応じて皇権を搾取する”神殿”相当の陣地“阿房宮”の作成が可能。
趙高は魔術師ではないため、宮殿を作成するには地脈を確保する必要がある。
本人いわく、「完成版を構築したい」らしいが、無☆理。
道具作成:E
魔術的な道具を作成する技能。
神秘の宿っていない物に限り、精巧な模造品の作成ができる。
【固有スキル】
皇帝特権:A-
自身は皇帝ではないが、実質的に皇帝を傀儡としたために得たスキル。
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
ただし、皇帝の臣という体面があるため、
カリスマ、神性など一部スキルは獲得不可能。
神の恩寵(偽):A
生まれながらの偶像性「王権の象徴」ではなく、意図的に作りだされた権威。
皇帝に降り注ぐ恩寵を搾取する佞臣特有のスキル。
仕切り直し:C
戦闘から離脱する能力。
また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。
【宝具】
『権威封殺・恐怖政治(しん、こうけんをゆがめる)』
ランク:C~A 種別:対人宝具 レンジ:1~15 最大捕捉:1000人
認識の歪曲。 趙高がそうであると決めつけたものを、その通りのものに変貌させる。
だが、実際には変貌などしておらず、そうであると他者に強制させる皇権の行使である。
始皇帝が遺した遺言の書き替えに端を発する宝具で、引いては「馬鹿」の逸話もミックスされている。
この宝具の影響下に置かれている者は、趙高がそうであると決め付けたものを
「そうでない」と認識することに恐怖を覚え、ただ黙して従うしかなくなる。
もしその認識強制を違えれば、その者には趙高の振るう皇権行使によって即座に腰斬刑が執行される。
設置した皇権搾取陣地“阿房宮”の規模によって認識歪曲の無茶度合いが強化できる他、
認識強制と刑執行に抵抗可能な
対魔力の数値も上昇する。
【Weapon】
『短刀』
護身用の短刀。
【解説】
秦の宦官。始皇帝亡き秦を私物化し、後世に悪臣の象徴となった。
趙の王族の遠戚に生まれるも、母親が罪を犯したために兄弟みな宮刑に処されたとも、
卑賤で兄弟を養うために自宮宦官となったとも言われている。
いつ頃から始皇帝に仕えたかは定かではないが、法務の知識と勤勉さから
末の皇子・胡亥の守役を拝命し、始皇帝からの寵愛を一身に受けた。
始皇帝の死後、李欺と謀ってその遺言を書き替え、
後継者となるはずであった太子・扶蘇と大将軍・蒙恬らを自決に追い込むと、
胡亥を傀儡として擁立し、皇帝(自ら)の権威を笠に恐怖政治を展開した。
陳勝・呉広の乱を契機に、李欺さえも処刑して自ら丞相となるが、
劉邦の軍が咸陽に迫ると粛清を恐れて胡亥を謀殺。
その後、胡亥の兄(扶蘇とも)の子、子嬰を三世皇帝として擁立し、
全てを胡亥のせいにしようとするも、逆にその子嬰によって殺された。
宝具の本来の読みは「ねいしん、こうけんをゆがめる」。
趙高は「ねい」の部分だけめっちゃ小さい声で言っている。
佞臣呼ばわりが気に入らないからという以上に、「何がいけないの?」と本気で思っている節もある。
最終更新:2016年10月08日 20:29