エドワード・ジェンナー

【元ネタ】史実(?)
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】エドワード・ジェンナー
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運C 宝具B

【クラス別スキル】
道具作成:D+
魔力を帯びた器具を作成可能。
エドワードの場合、ワクチン以外は多少の医学関係の道具や薬以外の道具は作れない

陣地作成:C
術師として自らに有利な「工房」を作成可能。
エドワードの場合、ワクチンや薬を作る施設を作り出す
防衛機能としては並の工房以下。


【固有スキル】

医術:D+++
病気や傷を診察・治療する技術。
医療技術に関しては英霊化による昇華を含めても並止まりだが
「ワクチンの接種」という場合に限っては昇華による影響も含め
「医学の父」と呼んでも支障のないレベルの技術を見せる

対病:A-
病や感染症に対する防衛スキル
少しのサンプルがあればその病に適した処置や治療を行うことが可能
Aランクともなれば自然の病に限らず、人工の病にも対応可能
エドワードの場合、「免疫学の父」という名による昇華も含め、その領域にまで至っている。
病の治療に時間の猶予があるものであれば後の処置により完全に治療するが
非常に即効性の高い物(毒ガス等)だった場合、スキルのランクは並にまで低下する

星の開拓者:A
人類史のターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
あらゆる難航・難行が、「不可能なまま」「実現可能な出来事」になる。
エドワードは「医学」という歴史に「免疫学」と言う偉大なページを増やしたことでAランクを所有している

狂化:E
理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。
医学のためには手段を選ばず、非人道的な手段であっても容易に決行可能

【宝具】
『神乗英霊聖液(ヴァクスィーン)』
ランク:B 種別:対宝宝具 レンジ:1 最大捕捉:1

「奪命に至る脅威を確認。構造を究明、対象の無毒化及び弱毒化を開始する・・・
『神乗英霊聖液(ヴァクスィーン)』・・・!」

エドワードの「ワクチンの発見」という偉業が英霊化により昇華された宝具
人が病気に脅威や恐怖を感じ、かつて彼がそれを克服、処置したように
英霊が何に対し脅威や恐怖を感じ、彼は何を克服、処置しなければならないか。その答えは「相手の宝具」である
彼の宝具の有する能力は「一度受けた宝具の魔力や霊子を工房にて分析し、無力化及び弱体化」させることである
とは言えそのためには「相手に一度宝具を使わせる」かつ「それのサンプルを入手する」必要がある。
クラスによる恩恵以外の一切の魔力を持たない彼がこの2つの条件を満たすのは非常に困難であり
同時にこの2つの条件を満たすことこそが、彼の勝利へと繋がるだろう。

【Weapon】


【解説】
「キャスター・・・?魔術師と医師の違いも判断できないのか?
今後、私の事はドクター・エドワードと呼ぶが良い。実験ネズミになりたくなければな」

真名は18世紀のイギリスの医師、エドワード・ジェンナー。
牛痘接種法を開発し、今日で言う「ワクチン」を生み出した近代免疫学の父。
同時に「使用人の子供(一説では自らの息子)に開発したワクチンを注射し、効果を確かめる」など
人間としてどこかがおかしいような印象も抱かせる狂気的な部分もあったと言うが
その功績は間違いなく「偉大」である。

聖杯にかける願いは「病の根絶」。サーヴァントとして召喚された彼は
その願いを叶えるために最も近い道を選ぶだろう。人としての目的は間違っては居ないが
そのための手段は選ばない。必要に応じてマスターを実験ネズミにもする可能性すらある
「人を救うワクチンを開発するために命を犠牲にする」という「目的と手段が逆になっている」を地で行くような人物である
しかし、彼はやはり医者であり、傷を負った人や病に苦しむ人がいれば救助に向かうだろう
人として狂っていても、目指すべきものは人を苦しめるための悪ではなく人を救うための善なのである。


PS
「英霊化による昇華」に頼りすぎたかもしれない
最終更新:2016年06月20日 20:57