【元ネタ】パルチヴァール
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】ガハムレト
【性別】男性
【身長・体重】179cm・73kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力E 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【保有スキル】
二教の騎士:A
聖杯王家とバグダッドのカリフに絶対の信を受けた騎士。
立場や属性による反応ペナルティを受けない。
戦闘続行:C
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。
妖精の加護:E
妖精達の『喜びの国』へ連れて行かれたマツァダーンの一族。
武勲を立てる機会に恵まれるが、機会を生かす後押しまではしてくれない。
【宝具】
『美わしき戦の伴侶(アダマス・ガレア)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0~20 最大捕捉:1人
アツァゴウク王イゼンハルトのものだった金剛石の兜。
着用者の被ダメージを肩代わりする利器としての特性と、
真名の解放により着用者と兜自身を強化する能力を持ち
普段の二倍の立物、二倍の跳躍、三倍の回転での頭突きを放つ。
【Weapon】
『ダマスカス鋼の剣』
【解説】
『パルチヴァール』序盤の主人公、パルチヴァールとフェイレフィースの父ガハムレト。
アンショウヴェ(アンジュー)王ガンディーンの次男、ガーローエスの弟。
父王の死後、弟にも国土を譲ろうとする兄の好意を謝辞した彼は誉れを求めて旅に出た。
バグダッドで世界の三分の二を治めるバルク(カリフ)に仕え、モロッコ、ペルシア、
ダマスカス、アレポと各地で武勲を挙げ大いに名声を高めるガハムレト。
アフリカはツァツァマンクの女王ベラカーネを危機より救い、恋に落ちて結婚するのだが
更なる冒険を求める彼はそれを押し留めようとする妻を置き去りに出奔してしまう。
ヴァーレイス(ヴァロワ)とノルガールスの女王ヘルツェロイデが自身と領国を賞品として
開催する馬上槍試合に参加したガハムレトは、英傑が集うこの場でも抜きんでた力を示した。
彼を夫に迎えようとするヘルツェロイデを、ベラカーネへの愛情を理由に断ろうとするが
ヘルツェロイデは「異教徒なんて捨てちまえ」と慎ましく主張し、裁判では彼女が勝利する。
パルチヴァールが二人目の妻の胎に宿った頃、ガハムレトのもとにかつての主バルクが
強大な騎兵部隊に襲われたとの報せが入り、彼は従者と共に救援に向かった。その戦いの中、
敵の騎士が雄山羊の血(ダイヤを柔らかくすると信じられていた)を彼の兜に投げつけ、
海綿のように柔らかくなった兜をイポミドーン王の槍で破られ致命傷を負う。
ガハムレトは瀕死の体のまま馬を駆って自陣に戻り、遺言を残した後に死亡した。
バルクは彼をキリスト教式に弔う事を許し、自ら莫大な財を投じて葬儀を執り行ったという。
最終更新:2016年10月08日 21:13