【元ネタ】
インド神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】イラー&スディユムナ
【性別】女性/男性
【身長・体重】147cm・44kg/167cm・52kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
【保有スキル】
神性:A
神霊適性を持つかどうか。
高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
啓示:A
“直感”と同等のスキル。目標の達成に関わる事象すべてに適応する第六感。
彼女の“啓示”は受信機能に基づくが、やはり他者への説明は難しい。
呪術:B
バラモンの供犠に練達している。
【宝具】
『天まで届け(グリタパディー)』
ランク:E~A 種別:対神宝具 レンジ:??? 最大捕捉:???
神仙ナーラダから授けられたナヴァクシャラ・マントラを用いた太母神への接続。
自らの肉体を供物としてマスター(生者)の願いを天に届ける。
最大HPを犠牲とする供犠祭の形を取り、消費されるHPの分量に応じた規模の奇跡を発生させる宝具。
彼/彼女が神人であることが発動条件である。
『合神よ、雌雄を分て(シャルヴァナ・キンプルシャ)』
ランク:C 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
シヴァとパールヴァティーの祝福(呪い)により転変した性を具現する宝具。
任意の性転換、性別に依拠した効果の無視を可能とする。
宝具名のキンプルシャとは半人間の意味で、獅子頭人、馬頭人などの亜人が普通そう呼ばれるが、
この場合は半男、即ち両性具有者を意味し、
実はこの原人回帰(アルダナーリ化)こそが当宝具の真の能力である。
両性具有の神人へと変身し、全スキル・全パラメーターのランクを一段階向上させる。
神人状態は20ターンまで維持可能。
【Weapon】
『神託受信機能』
アホ毛型アンテナ。
これが無くなると啓示を受信できなくなるとかなんとか。
イダーは神々と人間を仲介する女神であり、アグニ、サラスヴァティーに結び付けられる。
『弓矢』
大地における殺めるもの(雄性)の象徴、権威の武器。
大地における生かすもの(雌性)の象徴としては恵みの乳がそれに該当する。
例えばラーダーは乳を搾り、乳を注ぐ女神であるが、イダーは捧げられる乳(ギー)そのもの。
供犠祭の時は全身が炎に包まれる。また、女性体や神人体の時は舐めると甘いらしい。
【解説】
大王
プルーラヴァスの母として知られる月種王朝(チャンドラヴァンシャ)の太母。
月種王朝の別名"アイラ"とは"イラの子孫"を意味する。プルーラヴァスの異称でもある。
プラーナや叙事詩の神話ではヴァイヴァスヴァタ・マヌの子であり、性転換者として有名である。
犠牲祭の手順間違い、あるいは娘がほしいと母が念じていたために女として生まれ、
父親の願いによりミトラとヴァルナ、あるいはヴィシュヌによって生後すぐに男に変えられる。
男としての名はスディユムナ。
王になり、狩りをしていた「彼」は誤ってパールヴァティの聖なる木立ちに入り込み、
立ち入った雄は全て雌になるという森にかけられたシヴァの呪いで女に戻る。
助けを求める「彼女」をシヴァは嘲ったが、パールヴァティは温情をかけ、
月毎に性別が切り替わるようにした。ただし別の性別の時の記憶は引き継げなかった。
プルーラヴァスは女として過ごす内に水星神ブダに見初められて産んだ子である。
ブダは男であるときの彼に禁欲の修行を付け、女であるときの彼女を愛したという。
プルーラヴァスの成長後、シヴァに犠牲を捧げて男に性別を固定してもらい、
自らの(男としての)息子を持ったとされる。プルーラヴァスに王国を明け渡したとも。
その起源はヴェーダ文献における献供の女神イダー。
もともとはマヌを導く地母神であったが後にマヌの娘とされたらしい。
神性としてのイラは両性具有者である。だが神像や神話では女、男のどちらかで両性ではない。
最終更新:2016年10月08日 21:34