エドヴァルド・ムンク

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】エドヴァルド・ムンク
【性別】男性
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・中立
【ステータス】筋力E 耐久E- 敏捷C- 魔力C- 幸運D- 宝具A-
【クラス別スキル】
陣地作成:D
 画家として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 ”アトリエ”の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な画材を作成する技能。

【固有スキル】
芸術:B+
 絵画を描く才能。
 キャスターが生前描いた絵画は当時酷評されたが、のちに一転高く評価されるようになった。
 描いた絵は簡易的な使い魔として使役できる。
 また、このスキルはCクラスの『芸術審美』スキルを兼ね備えている。

精神汚染:E+(A)
 精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を低確率でシャットアウトする。
 普段はE+クラスなので正常な人間とも意思疎通が可能だが、精神に強いストレスがかかると一時的にAクラスに上昇し、終始幻覚を見ている状態になってしまう。

病弱:B+
 天性の打たれ弱さ、虚弱体質。
 キャスターは生前、数多くの病にかかっている。
 あらゆる行動時に急激なステータス低下のリスクを伴うようになる、デメリットスキル。
 発生確率はそれほど高くないが、戦闘時に発動した場合のリスクは計り知れない。

【宝具】
『瑞々しく美しい聖母(マドンナ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:3人
 キャスターの生前描いた絵画『マドンナ』が宝具として実体化したもの。
 外見は10代ほどの美しい半裸の女性。
 彼女に自我はなく、キャスターの意思に従って行動する。
 攻撃能力は無いに等しいが、Dクラスの『魅了』スキルを所持しており、傷を受けても瞬時に治癒する高い再生能力も有している。
 そのため、キャスターは主に盾として使用する。

『自然を貫く、果てしない叫び(スクリーム)』
ランク:A- 種別:結界宝具 レンジ:1~999  最大捕捉:50人
 キャスターの生前描いた絵画『叫び』が宝具となったもの。
 キャスターを中心にして、周囲一帯をキャスターが嘗て見た幻覚と同じ状態に作り変える。
 空が血の如く赤い舌のようなものに覆われ、そこから激しく燃える血の雨が降り注ぎ、浴びた物や人をじわじわと痛ぶるように焼いていく。
 周囲からは不規則的に恐ろしい『叫び』が発せられ、一度聴いた者にはDクラス程度の『精神汚染』スキルが付与され、複数回も聴けばAクラス程度の『精神汚染』スキルが付与されてしまう。
 耳をふさげば精神汚染を回避できるが、隙間から漏れる微かな声がじわじわを精神を蝕んでいく。
 しかし、この宝具は『液体に干渉できない』という特徴があるため、液体を浴びるか潜り込むことで燃える血の雨をから身を守ることができ、かつ精神汚染を解除できる。
 この宝具の効果は、キャスターやそのマスターも例外ではない。

【Weapon】
『画材』
 魔力を帯びた画材。
 絵具は『自然を貫く、果てしない叫び』の影響で炎属性の魔力を帯びている。
 そのため、絵画の使い魔に炎を纏わせて攻撃力を高めることができる。

【解説】
19~20世紀のノルウェー出身の画家。
『叫び』の作者として有名。
生と死の問題、そして、人間存在の根幹に存在する、孤独、嫉妬、不安などを見つめ、人物画に表現した。表現主義的な作風の画家として知られる。
また、数多くの浮名を流したことでも知られ、恋を「昔の人が愛を炎に例えたのは正しい。愛は炎と同じように山ほどの灰を残すだけだからね」と語っている。

宝具は彼の代表作『叫び』と『マドンナ』が元になっている。
この二つは過去、盗難に遭っており『瑞々しく美しい聖母』の再生能力は、回収された際に開いていた穴がその後完全に修復されたこと、
『自然を貫く、果てしない叫び』の液体に弱いという特徴は、液体による損傷で完全な損傷は不可能であることが由来である。

極寒の夜に気管支炎を発症し死亡したため、寒いのがトラウマレベルで苦手。
最終更新:2016年10月08日 21:53