【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】ありす
【真名】徳川綱吉
【性別】男性
【身長・体重】124cm・21kg
【属性】中立・狂
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運E- 宝具EX
【クラス別スキル】
狂化:EX
本来ならば理性と引き換えにパラメータをランクアップさせるが、
バーサーカーの場合はその補正が例外的に宝具に集中している。
狂化を受けても会話を行うことができるが、
“自身が認めた弱者の庇護”という思考で固定されており、実質的に彼との意思の疎通は不可能である。
【固有スキル】
怯懦:EX
極度の怖がり、心配性。危機的局面において確定で「恐慌」に陥る。
恐慌状態でいる間は、能動的な行動を取る際に成功判定を行う必要がある。
規格外の狂化の最中にあっても、恐慌に陥ってしまうほどあらゆることを憂いている。
雷除けの加護:B+
寵愛した家臣によって授けられた雷除けの加護。
『怯懦』スキルの影響により、疑似的な『
対魔力』スキルとしても機能する。
無辜の怪物:B
犬の因子をもつ暗君。お犬様。
彼の心を理解できない民の想いがバーサーカーの能力・肉体を変貌させている。
具体的に言うと頭から犬の耳が生え、手足は犬のそれであり、尾てい骨の辺りからふさふさの尾が屹立している。
ちなみに、この装備(スキル)は外せない。
【宝具】
『生類憐みの令(わがほうはかくもじひぶかい)』
ランク:EX 種別:対群宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:1000人
天下の悪法と多くの人間から認識されたお触れ書き。
善き人であれと厳罰で以て人を律し、それを疎んだ人々の想いによって
性質を歪められた『最低の幻想(ラスト・ファンタズム)』である。
レンジ内の生物を対象に資質の優劣を反転させる。
資質とは先天的なもの、血統や種族を指し、つまり生物の種族間における差異をも含んでいる。
弱肉強食や社会的立場、霊格の順位を考慮し、その高低を基準にしてステータスを反転させている。
王者や貴族、英雄の様な尊ばれる存在の格を脆弱な貧民に落とし、蔑まれる存在を屈強な戦士へと変貌する。
また、地球の支配者である人類とその智慧から来る迫害を受ける野生動物を比較した際には
一方的に人類の能力が低下し、野獣は一層の力を得ることとなる。
一国の支配者であり、王者としての血を引いており、更には能力も決して低くないバーサーカーも
本来ならば「格の高いもの」として能力の低下を免れられない。
しかし彼は『無辜の怪物』スキルによって暗君として貶められ、能力を押さえつけられており、
この宝具の「発令者」にしてこの法において特に優遇された「犬」の因子を持つ存在である。
これらの要素が複雑に絡み合った結果、本人の資質に依らずステータスが反転、
結果として神代の英雄に匹敵するほどの能力を持つことができる。
戦闘時には西洋諸国に伝わる「人狼」の姿となり、爪で肉を裂き顎で骨をも砕く強力な力を発揮する。
『宝永大災害(わがおもいはちにおちけがされた)』
ランク:C++ 種別:対軍宝具 レンジ:2~99 最大捕捉:1000人
バーサーカーの治世末期に降り注いだ天災の数々を再現する呪詛。
立て続きに発生した大火や地震、噴火は全てバーサーカーに対する天罰だと
人々に願われたため手にした、彼の悪性を一方的に象徴する宝具である。
超広範囲に存在する生物全てに対し降り注ぐ自然災害は、そのバリエーションの
豊富さと苛烈さ、更には災害同士が干渉し合い相乗効果を生み出しており、
威力だけでみるならば対国宝具にも匹敵するほどのものとなっている。
バーサーカーの周囲だけはこの暴威から逃れられる「台風の目」となっているが、
同時に災害で命を落とした民衆の怨念が濃厚な瘴気へと変容し、バーサーカーを包み込んでいる。
一切の肉体的な痛手を負わなかったバーサーカーに対してのみ無力なものであるが、
台風の目に不用意に飛び込んだ生物はその瘴気に内臓を蝕まれ、肉体が朽ちることとなる。
この宝具を発動するということは即ち、あらゆる生命を否定し等しく奪うということである。
故に、歪められたとはいえ「生命を尊重」するという性質を保持する『生類憐みの令』は
この宝具と併用できなくなる。
とはいえ、心優しき君主からの過保護から解き放たれた生物が、
大自然の驚異に立ち向かうことは容易いことではないだろう。
【Weapon】
「無銘:刀(爪)」
無辜の怪物スキルにより、腰に差していたはずの刀は鋭い爪として手足に生えている。
【解説】
徳川綱吉は江戸幕府3代征夷大将軍、
徳川家光の四男であり、5代征夷大将軍である。
本来は兄にして4代将軍家綱の血筋が将軍となるはずであったが、
家綱に跡継ぎがなく兄たちも既に亡くなっていたことから、家綱の死後将軍宣下を受けることとなる。
それまでの大老・酒井忠清を廃し堀田正俊を新たに据えた彼は戦国時代から続く
殺伐とした気風を除くべく、徳を重んずる文治政治を推進していく。
湯島聖堂の建立や林信篤との経書の討論、幕臣に対する四書を講義するなど学問を重視していた。
儒学の影響で歴代将軍でも最も尊皇心が高く、御料を3万石に増額して献上したり、
大和国と河内国一帯の御陵に巨額な資金を投じ、66陵を修復させている。
これらの政策は、基本的に善政として天和の治と称えられている。
しかし、それはかれの治世の前半期を指しての評価である。
堀田正俊が貞享元年に刺殺されると、以降大老を置かずに綱吉は以後大老を置かず
側用人の牧野成貞、柳沢吉保らを重用して老中などを遠ざけるようになった。
また綱吉は儒学の孝に影響されて、母・桂昌院に従一位という前例のない高位を朝廷より賜るなど、特別な処遇をした。
加えて、有名な生類憐れみの令をはじめとする、後世に“悪政”といわれる政治を行い幕府の財政を悪化させた。
その対策として荻原重秀の献策による貨幣の改鋳を実施したが、本来改鋳すべき時期をやや逸していたこともあり、
また元禄金と元禄銀の品位低下のアンバランス、富裕層による良質の旧貨の退蔵から、かえって経済を混乱させている。
立て続いた失策に加え、治世末期には富士山の噴火や大地震、大火災が相次ぎ江戸はますます混乱を迎えることとなる。
そんな中で宝永6年(1709年)に成人麻疹により死去する。享年63であった。
【補足】
・綱吉低身長説を採り、男の娘設定で作成。むしろ女の子にTSしても良いかとも一瞬考えた。
つまり犬耳としっぽ生やしたコスプレした女の子のような男の娘。ご褒美しかない気がする。
しかし生来の人嫌い(正確には好き嫌いが激しい)、酷い為政者という人々の認識から性格は捻くれた臆病者と妄想している。
人間不信で、どんなことでも怖がる。なんて面倒くさいんだ・・・!
ところで、綱吉の臆病さは信じがたいような逸話がいくつかある。
雷の日に、側用人の柳沢吉保が時間を問わず綱吉の寝室に駆けつけ、下がれと言われるまで
相手をしていたという。そればかりか一晩に二度登城することがあったと日記に残している。
また、護持院隆光も雷鎮めの祈祷を頼まれることもあったと日記に記述している。
さらには、江戸城の天井が落ちるのではと造作し直したり、堀田正俊の霊に祟られるのではと
彼の墓を掘り起こし、その棺をさらに2m深いところに埋葬し直したほど。
8代将軍徳川吉宗が綱吉の政治を参考にしていることから、政治能力はあったはずなのだが。無辜の怪物の犠牲となったのだ・・・。
・生類憐みの令を悪政と記述しているが、重罪者として裁かれたものは年に数人、武士階級が中心であったという。
しかもその多くの理由が、お触れに違反したためという「反逆罪」に対する罰である。
民衆も法に苦しみ怯えるというよりは、法令を皮肉ったり犬を殺して見せしめにし、法律に反抗していたという。
地方では無視される風潮にあったようで、その結果、法令も複雑化していくこととなった。
少なくとも、今日の世間一般でいうような人々を圧制するような悪法ではなかったという。
・『勝利憐みの令』による綱吉の能力は以下の通り。
筋力A 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運A+ 宝具EX
・ステータスを反転するときの判定方法は相対的なもので、格の違いによってふり幅が大きくなる。
つまり自身と対象、或いは対象同士を天秤にかけ、その結果を逆転させているようなものである。
ステータスは普遍的な評価基準がある(Cランクを平均として見て取れる)ため、比較抜きに能力の反転が行われる。
しかし天秤の重い側の生物の低い能力はあまり上昇せず、逆に軽い側の高い能力はそれほど低下しないという
差別は存在している。資質が評価基準となるのはそういったところである。
例外として、「犬」の因子を持つものは能力の低下を抑えられ、逆に食事以外での殺生を行った者のステータス低下じゃ激しい
また、神性などのような資質を表すスキルはランクの反転こそあるが消失することはなく、
後天的に得られる怯懦や剣術などのようなスキルはこの判断の対象外となる。
最終更新:2016年10月08日 21:55