徳川家光

【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】徳川家光
【性別】男性
【身長・体重】157cm・52kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷B 魔力C 幸運A+ 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
皇帝特権:B
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 ケンペルの日本誌において、徳川幕府の将軍は皇帝(正確には世俗的皇帝)として認識されていた。
 西洋諸国の認識も同様であり、ガリバー旅行記に置いても徳川幕府将軍は皇帝と訳されている。

病弱:B
 天性の虚弱体質。
 あらゆる行動時に低確率だが急激なステータス低下のリスクを伴う。

【宝具】
『日本鎖国令(ひのもとさこくれい)』
ランク:A 種別:対国宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1000人
 家光の代に完成された徳川幕府の鎖国令が昇華された宝具。
 日本・中国(明代以前)・オランダを除く地域の英霊の侵入を阻む防護結界を張る。
 無理矢理に侵入することも可能だが、全パラメータが1ランクダウンする上、一日毎にさらなるパラメータダウン判定が課せられる。
 この宝具の特異性は小国ならば覆い尽くす事も可能とする効果範囲の広さにあり、
 聖杯戦争においては開催地域全域を『日本鎖国令(ひのもとさこくれい)』の影響下に置くことも可能となる。

【Weapon】
静御前の薙刀』
 三条宗近または宗親の作と伝わる薙刀。
 鷹狩に使った際に折れてしまい、山城という鍛冶に継がせたという。

【解説】
 徳川幕府三代将軍。日本の鎖国令を完成させた将軍。

 徳川秀忠の次男として生まれ、後継者として育てられる。
 幼い頃から病弱で、吃音もあり容姿も優れない家光だったが、父である秀忠は熟達した政治家であり、その庇護の元で経験を積む。
 しかし、家光自身は父を好まず(一説には弟・忠長の方が父の寵愛を受けていたためとも)代わりに祖父家康を崇拝していたという。

 秀忠没後は軍や幕政の改革を推し進めた。
 特に参勤交代制度の制定や、国外貿易の管理強化が特筆される。
 この貿易管理は、島原の乱を経て南蛮への警戒感が増したことで、鎖国体制へと繋がっていく。

 幕藩体制を完成させた将軍として高く評価される家光であるが、
 個人としての人格は褒められたものではなく短気で激情家、奇行や私情での行動も多く、
 公私混同を控えていた秀忠とは対照的であった。
 このため彼の政治的成果は幕閣の重臣たちの力に依るもので、家光自身は神輿に過ぎなかったとする意見もある。

 また、家光には病弱な身体を持つ反動か武を重んじる気質があり、戦国武将たちの合戦話を聞くことを好んだという。
 特に伊達政宗、立花宗茂を尊敬し、外様大名とは思えぬほど厚遇したと伝わる。
 また、武芸を愛好するあまり御前試合、武芸上覧を開催することも多く、自身も柳生宗矩の教えを受け剣術に傾倒したという。
最終更新:2016年11月17日 17:33