【元ネタ】
ケルト神話 アイルランド民話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ルーグ・ロングハンド
【性別】男性
【身長・体重】170cm・62kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具A-
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【固有スキル】
神性:E
太陽神『ルー』としての神霊適性を持つが、退化してしまっている。
零落し、民話ではクーハラン(
クー・フーリン)に倒される戦士の一人にまで落ちぶれた。
神授の智慧:A+
ケルト神話の神から与えられた諸芸の達人(サウィルダナーハ)としての様々な智慧。
英雄独自のものを除く、ほぼ全てのスキルにB~Aランクの習熟度を発揮できる。
また、マスターの同意があれば他サーヴァントにスキルを授けることも可能。
魔術:C
医術と自然干渉に関する魔術を習得。
神性の零落、サーヴァント化に伴い劣化が著しい。
変化:C
自分の姿を意のままに変える能力。
神性の零落、サーヴァント化に伴い劣化が著しい。
【宝具】
『戦く五星(ルイン)』
ランク:A- 種別:対人宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:5人
ルー神の保有する宝具が零落した、5つの切っ先を持つ槍。
真名を開放して投擲することで、槍は五つの光線となって対象とした相手を追尾、貫通する。
対象に命中した後、分かたれた五つの光はランサーの元に舞い戻り、元の槍の形状へと戻る。
――流転に流転を重ねた結果、その力は見る影もなく衰えている。
【解説】
ケルト神話に伝わる太陽神ルー。
クー・フーリンの父神としても知られる彼が零落した成れの果てが、このルーグ・ロングハンドである。
ケルト神話においてルーは諸芸の達人(サウィルダナーハ)の異名を取る神であり、
祖父である邪神バロールを倒す武神でもあった。
また、ケルト最大の英雄であるクー・フーリンの偉大なる父神として彼を陰日向に助け、時には姿を変えて身代わりまで務めた。
しかし、時代が下っていくに連れてクー・フーリンの父神であるという逸話は消え去り、
逆にクーハラン(クー・フーリン)に倒される人間の戦士の一人として扱われるようになる。
そこに、かつて諸芸に通じた神としてのルーの姿はまったく残っていない。
あるのはクーハランに及ばぬ武技で以って挑み、敗れ去る哀れな姿のみである。
他の多くの忘れ去られた神とは違い、名前だけでも話に残されているということが、
かつての彼の栄光のほどを知らしめている、とも言えなくもないが。
最終更新:2016年10月08日 22:20