アフォンソ・エンリケス

【元ネタ】史実
【CLASS】シールダー
【マスター】
【真名】アフォンソ・エンリケス
【性別】男性
【身長・体重】173cm・64kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷D 魔力C 幸運A 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではシールダーに傷をつけられない。

騎乗:C
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
カリスマ:B
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。

啓示:B
 目標の達成に関する事象全てに最適な展開を“感じ取る”能力。
 オーリッケの戦いで、聖ヤコブないし聖ゲオルギウス、あるいはキリストに勝利の予言を受けたという建国神話が伝わる。

【宝具】
『五角の城盾(シンコ・キーナス)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1000人
 シールダーの盾に、そしてポルトガルの国章にも描かれる『五つの青盾』が宝具化したもの。
 盾に描かれた紋章『五つの青盾』を前面に拡大投影し、敵の攻撃を受け止める防壁とする。
 投影される青盾は一つ一つが城壁に匹敵する強度を持つ上に、魔力を込めるほどに巨大化、防御範囲を拡大する特性を持つ。
 最大まで魔力を込めた『五角の城盾(シンコ・キーナス)』は一国を覆うほどの防御範囲を得るだろう。
 ただし、いくら魔力を込めても盾自体の強度は上昇しない。

『再征聖戦(ルコンキシュタ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1000人
 盾の上に立って号令を下すことで、ポルトガル王国の軍勢を召喚する。
 また、幸運判定に成功すると、生前関係のあった数多の騎士修道会も揃って召喚される。
 オーリッケの戦いに勝利した後、ゲルマン人の習慣に則って盾の上に立ち、戦場の全ての騎士から王に選出されたという逸話と、
 いくつもの騎士修道会とともにレコンキスタを進めた逸話のミックス宝具。
 なお、ルコンキシュタとはレコンキスタのポルトガル語読みである。

【解説】
 ポルトガル王国の建国者。初代国王。
 イスラム世界からのイベリア半島奪還、いわゆるレコンキスタにおいて大きな役割を果たした人物。

 ポルトゥカーレ伯エンリケの子として生まれる。
 父が没するとポルトゥカーレ伯の地位を引き継ぐが、幼年だったため、母テレサが摂政として政治を主導した。
 しかし、アフォンソは他国の貴族と結託する母テレサに不満を抱く貴族たちの支持を集め、母に属する軍勢を打ち破り、政権を取り戻す。

 以後、ポルトガルの独立を図って、主君筋のカスティーリャ=レオン王国や、キリスト教世界と対立するイスラム勢力としのぎを削る。
 オーリッケの戦いでイスラムの大国ムラービト朝を打ち破り、ポルトガル王を称した後は、日の出の勢いで領土を拡大。
 しばしば騎士修道会に協力し、またその協力を受けることで、レコンキスタの一躍を担う大勢力へと成長した。

 しかし、バタホスの戦いで敵軍の包囲を受け、城から脱出する際に扉に足を挟まれ(あるいは落馬し)て足に傷を負う。
 捕虜となり、釈放された後も足は治らず、従軍が困難であることから、アフォンソは息子のサンシュに指揮権を委譲。
 以降は政治活動に専念し、教会にポルトガル王国の正式な王位を認めさせた。
最終更新:2016年10月08日 22:33