ジョージ・アームストロング・カスター

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ジョージ・アームストロング・カスター
【性別】男
【身長・体重】178cm・62kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C耐久D敏捷B魔力E幸運A宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:B
 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。

【固有スキル】
無為の英雄:C
 『無辜の怪物』とは同質にして真逆のスキル。
 無辜の怪物が英霊に対する風評被害ならばこのスキルは英霊の誇大広告である。
 容姿・スキルが変質する。

蛮勇:C→勇猛:C
 無謀なる作戦立案、遂行能力を示すスキル。
 本来は蛮勇と言われるものであるが無為の英雄の影響により勇猛スキルへと変じている。
 精神干渉に対する耐性を得て、さらに騎兵での突撃ダメージも向上させる。

カリスマ:E
 無為の英雄により英雄視されている為、辛うじて習得している。
 軍団を指揮する天性の才能。統率力こそ上がるものの、兵の士気は極度に減少する。

【宝具】
『壮烈なりし第七騎兵連隊(レッドスカーフ・ギャリーオーウェン)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人
 リトルビッグホーンの戦いで全滅した200名を超える部下の亡霊騎兵を召喚する。
 召喚された亡霊はカスターの指揮のもと対象に突撃を開始する。
 亡霊はライフル銃を装備しているが弾は入っておらず、代わりに自身を構成している魔力
 を弾丸として打ち出す。このため1発撃てばその亡霊は消滅する。

【Weapon】
『スプリングフィールド』陸軍で支給されている単発式ライフル銃。
『コマンチ』第七騎兵連隊唯一の生き残りである軍馬。カスターの乗馬だとされている。

【解説】
 ジョージ・アームストロング・カスター(1839-1876)はアメリカ陸軍所属の軍人。
 インディアン戦争における英雄あるいは虐殺者。
 性格は派手好きで功名心が非常に強い人物。
 無謀と思える突撃作戦を好んで使用する勇将である。
 いくつかの戦闘により功績をあげ、さらに軍内部の政治的な絡みもあり
 23歳という若さで准将に抜擢されるという異例の出世を遂げる。
 また彼はメディア戦略を最大限に活用した人物でもあった。
 新聞マスコミを自ら戦場に招き、取材協力を積極的にする見返りとして自身に対する
 好意的な記事を書かせていたのだ。
 こうした土壌もあり、『リトルビッグホーンでの戦い』での戦死後、
 数多くの映画、小説、あるいは妻であるリビー・カスターによる自伝などが作成され
 彼はアメリカを代表とする英雄として知られていくこととなる。
 …がそれも1960年代までのことである。
 1970年代になるとインディアン庇護団体の影響力が増し、カスターの名は『インディアン戦争の英雄』
 ではなく『インディアンを虐殺したもの』として広まっていき、アメリカの過去の汚点とされていった。
最終更新:2016年10月08日 22:49