【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】フラウィウス・
ドミティアヌス
【性別】男性
【身長・体重】160cm・62kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具B+
【クラス別スキル】
狂化:E
通常時は狂化の恩恵を受けない。その代わり、正常な思考力を保つ。
機嫌が悪くなると幸運判定を行い、失敗すると敏捷と幸運を除くステータスが上昇し、暴走する。
【固有スキル】
皇帝特権:A
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、剣術、
カリスマ、戦闘続行、
拷問技術、等。
ランクA以上ならば、肉体面での負荷(神性など)すら獲得できる。
情報抹消:A
記録抹消刑(ダムナティオ・メモリアエ)に処されている。
対戦が終了した瞬間に、目撃者と対戦相手の記憶から
バーサーカーの能力・真名・外見特徴・宝具により齎された恐慌などの情報が消失する。
心眼(偽):A-
直感・第六感による危険回避。
常軌を逸するほど強い用心深さから来る、絶大な危機察知能力である。
だが、正午以外の時間帯や暴走時にはこの第六感も機能しない。
信賞必罰(偽):B
法の番人としての性質…と言えば聞こえはいいが、実際は私心を優先する暴君の性質。
真名を看破されるまでバーサーカーの属性は秩序・善と認識され、
属性が秩序ではない者に対する攻撃にプラス補正がかかる。
【宝具】
『招き誅す漆黒饗宴(コンウィクトゥス・ニゲル)』
ランク:B+ 種別:対陣宝具 レンジ:10、20、30 最大捕捉:10人、50人
暴君ドミティアヌスが展開する漆黒の絶対皇帝圏。
展開される宴会会場は、全体が真っ黒に塗られており、
招待客は名前の刻まれた墓標の上に腰掛けて、
肌を黒く塗られた奴隷によって死者への供物が運ばれてくるのを、
恐慌を齎すドミティアヌス自身の拷問、虐殺の自慢話を聞きながら待つこととなる。
この皇帝圏の中では、上記の一連の所作は招待客に強制され、
従わぬ者は墓標の上に乗せられ、奴隷に担がれてどこかへ姿を消し、戻らない。
対魔力や対界以外の宝具では、所作の強制や奴隷による連れ去りには抵抗できない。
抵抗する手段があるとすれば、明君が示す光明によって会場や奴隷の“黒”を、
“白”で塗りつぶすか、皇帝であるドミティアヌスの機嫌を損ねることなく宴会を終わらせる。
この二つしかないと言ってよい。
【解説】
ローマ帝国フラウィウス朝最後の皇帝。ローマ帝国史上に
名高き暴君の一人。
兄
ティトゥスが病床に伏せると、直ちに皇帝になるための根回しを始め、兄の死後皇帝となる。
治世当初は穏健であったが、父兄とは異なり文武の才能が乏しい彼はばら撒きに徹するしかなく、
政治能力の低さが露呈し出すと暴虐な本性が顕わになった。
些細なことで元老院議員、貴族、ウェスタの巫女らを処刑し、ユダヤ人・キリスト教を迫害した。
正午に死ぬという予言を信じて、その時間の間は絶対に気を抜かなかったが、
姪の執事ステファヌスが元老院議員らと組んで暗殺計画を実行。
小姓に、もう正午は過ぎたと言われたドミティアヌスは、安堵したところを潜んでいたステファヌスに刺され、
そこからなだれ込んできた他の陰謀者によって最低七回は刺されて死んだ。
死後、記録抹消刑に処される。
最終更新:2016年11月13日 22:36