【元ネタ】三国志 三国志演義
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】曹彰 子文
【性別】男性
【身長・体重】182cm・84kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運D 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
【固有スキル】
勇猛:A
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
軍略:C
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
戦闘続行:C
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。
【宝具】
『驍騎戦車』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:500人
田豫が作り上げた中華ガジェット。多くの弩砲で武装された重戦車。
停車、変形することで、円状の戦闘陣地を形成し、四方へ弩砲による弾幕を張ることを可能とする。
敵陣突破と野戦築城を両立させるこの兵器が、戦術的にどれだけ有用であるかは論を待たない。
【解説】
三国時代、魏の武将。曹操の四男。
黄鬚と渾名された猛将で、腕力と武芸に秀で、激しい気性の持ち主だった。
父である曹操は曹彰の気性を危ぶみ、学問に励むように命じたが、
曹彰自身は将軍として活躍することを望んでおり「博士になどなれるか」と大いに不服であったという。
北方の烏丸族が反乱を起こした時、曹彰は討伐軍の大将に任ぜられる。
勇んで出陣した曹彰であったが、兵馬が集結しないうちに敵の襲撃を受ける。
窮地に陥った曹彰であったが、田豫の策を用いて車で円陣を作り、弓弩で敵を退却させる事に成功。
さらに、疲弊した自軍を率いて追撃戦を行い、大いに敵を打ち破った。
この大勝によって日和見をしていた異民族も魏に服従を誓い、北方は平定されたという。
帰還した曹彰は、兄である曹丕の忠告を聞き入れて、これらの戦功を諸将のものとして曹操に報告した。
曹操は曹彰が将としての度量を見せた事を喜び「黄鬚よ。まったく立派になりおったわい」と述べたという。
また曹操と劉備が漢中で激突する形勢となると、曹操は曹彰を援軍として呼び寄せることとした。
昼夜兼行で漢中へと急いだ曹彰ではあったが、到着する前に曹操は退却を決断し、そのまま帰還することとなった。
曹操が没すると曹丕が後を継ぐこととなったが、曹彰は帝位への野心を見せたため(あるいは曹植を帝位につけようとしたため)
曹丕から冷遇されるようになったという。
あるいは、その剛毅を危ぶまれ、毒殺された、とも。
最終更新:2016年11月17日 17:48