ヒエロン2世

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ヒエロン2世
【性別】男性
【身長・体重】175cm・69kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力C 耐久A 敏捷C 魔力D 幸運A 宝具B+
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【固有スキル】
嵐の航海者:A
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

友誼の証明:C
 敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことができる。
 聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。

殺戮技巧(道具):A-
 使用する道具の「対人」ダメージ値にプラス補正をかける。
 親族であるアルキメデスに兵器を作成を依頼した逸話から、ヒエロン2世はこのスキルの行使を可能とする。

【宝具】
『螺旋の船、星のように軸を回せ(シュラコシア・シラコアクシア)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:50隻
 庭園、訓練施設、神殿までも備えた古代ギリシャ・ローマを通じて最大最強の戦艦。
 各所に大小のアルキメディアン・スクリューが内装されており、
 それらを適時展開し、推力を生み出すことで、水上移動はおろか短時間の空中飛行さえも可能とする。
 また、アルキメディアン・スクリューの高速回転を応用することで竜巻や荒波を作り出し、外敵を攻撃する武器として扱う。
 これほどの渦を為せる理由は、アルキメデスの生きていた時代にはまだ大気に魔力が残っていた為。
 宝具として昇華されたこの船は、マスターからの魔力供給で、かつての性能を擬似的に再現する。

 かの天才アルキメデスは「最大最強の戦艦」の設計を依頼され、
 火力や装甲、機動性といった既存の機能の延長線上ではなく、海上の環境を操作する、というコンセプトでこれを実現した。
 如何なる船も水に浮かぶものである以上、暴風、荒波には抗えない。ならば、それを自在とするものが最強である、と。

【解説】
 ローマ、カルタゴの二大国に挟まれたシラクサを守り抜き、黄金時代をもたらした王。
 天才と名高いシラクサのアルキメデスとは親族であったとも伝えられる。

 元々は名将として名高いエペイロス王ピュロス配下の将軍だった。
 ピュロスがシチリアを去った後、僭主としてシラクサを支配するようになる。

 傭兵集団マメルティニがメッシーナを簒奪し、周囲を荒らし回るようになると、
 ヒエロン2世はマメルティニ討伐軍を発し、完勝する。
 しかし、窮地に陥ったマメルティニがローマ、カルタゴという2つの大国に救援を求めたことで状況は一変。
 要請に応えたローマと、これに敵対する姿勢を示したカルタゴの対立により、シチリアを舞台とした第一次ポエニ戦争が勃発する。

 ヒエロン2世は当初カルタゴ側についたものの、戦局の推移を見てローマ側に寝返った。
 結果として第一次ポエニ戦争はローマ側の勝利に終わり、シラクサはローマの同盟都市として存続を許される。

 以後、ヒエロン2世はローマに対し忠実に振る舞い続ける一方、
 法典の制定、艦隊の増強、新兵器の開発などといった内政に力を注いだ。
 特に天才アルキメデスの貢献は目覚ましいものがあったという。

 実利を重視する人物でプライドらしいプライドを持たない、英明ではあるが、およそ英雄らしからぬ男。
 十分な働きこそ見せるが、主と死地を共にする事は決してなく、損切り、裏切り、寝返りのタイミングを間違えない、厄介なサーヴァント。
最終更新:2016年12月25日 21:15