【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】アルキメデス
【性別】男性
【身長・体重】159m・60kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷E 魔力C 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。
【固有スキル】
高速思考:B+
思考速度の速さ。
数学や機械の設計等を行う場合に大きな効果を発揮する。
【宝具】
『創造理念具現化(ヘウレーカ)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
古代ギリシャ有数の数学者にして機械設計者たるアルキメデスの頭脳。
設定された使用目的を叶える道具の原理や設計などを“発明”する。
例えるならば、「敵マスターの位置を知る」という目的に最適な探知機や使い魔の類をひらめく事ができる。
サーヴァントとして召喚された際に、聖杯からある程度の現代知識は与えられている為、現代兵器の製造も不可能ではない。
【解説】
古代ギリシャ最大の数学者。シラクサのアルキメデスとも呼ばれる。
彼の友人ヘラクレイデスが伝記を記していたものの既に失われてしまっている為、アルキメデスの生涯の細部は今なお不明である。
ただ、ねじの発明、四辺形や円の面積の求め方、世界初の円周率の計算など、多くの発見と研究を遺しており、数学・物理・工学の分野で特筆すべき業績を残した事は確かである。
中でも、黄金の王冠に混ぜ物がしていないかを調べる方法を湯船につかっている時に思いつき、
「ヘウレーカ!(わかった、見つけたの意)」と叫びながら裸のまま町中を走り回ったという「アルキメデスの原理」発見の逸話は有名である。
第二次ポエニ戦争においては、故郷シラクサがローマを裏切った為にローマ軍によって包囲されてしまうが、投石器や船を傾けて転覆させる装置、
攻城戦用のはしごを払い落とす道具、太陽光を反射させて敵船を燃やす兵器などを開発し、対抗した。
シラクサを包囲していたのはローマが誇る猛将マルケッルスであったが、これらの兵器による抵抗と、近郊に陣取るカルタゴ軍を警戒した為に攻めあぐね、シラクサ攻囲は2年の長きに渡った。
しかし、宗教の祭典によってシラクサ側の警戒が緩んだ隙をついて攻め落とし、シラクサはローマ軍によって占領された。
マルケッルスはアルキメデスを殺さないよう厳命していたが、戦いの最中でも地面に図形を描いて数学の問題を解いていたアルキメデスは図形を踏んだローマ兵士に文句を言ったところ、
相手の兵士が激怒してアルキメデスを殺害してしまったという。
最終更新:2016年09月24日 12:51