【元ネタ】キリスト教
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ルカ
【性別】男性
【身長・体重】191cm・68kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷D 魔力C 幸運C 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
【保有スキル】
外科手術:A
聖杯の知識にアップデートされた古代の医療技術と、回復法術や魔力の上乗せ。
マスター及び自己の治療が可能。
高速描画:A
絵を早く仕上げる技能。
本来は聖杯戦争で意味を成すスキルではないが、
道具作成に画力を応用できるサーヴァントが持つと強力な促進剤となる。
道具作成:C++
魔力を帯びた器具を作成する。
薬学・絵画を学んでおり、癒やしの薬を作り上げられる。
それほど高位の霊薬は作成できないが、護符の機能を持つ聖画(イコン)の作成に関しては
話が別であるという。
古史理解:D
古代史上における逸話を持つ宝具を目にした場合、
それなりの確率で真名を看破することができる。
【宝具】
『堅忍の牛歩(タウルス・エヴァンゲリウム)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:20~40 最大捕捉:100人
耐え忍ぶものに与えられる犠牲の牛の加護。
味方全体の防御力を増強すると同時にHPを自動回復する防衛戦向けの宝具。
この状態で加護を受けたものがダメージを受ける度に、その量に比例して反撃カウンターが溜まっていく。
『駆け来るべき福音の士(アークトゥス・アポストロールム)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:10~50 最大捕捉:300人
反撃カウンターには3つの使い途があり、
“天の騎兵戦力を召喚する”、“天兵達の現界時間を増やす”、“召喚した援軍の攻撃力を上げる”
から一つ選んで使用する。
仮に味方が激しい防衛戦を戦い抜いたとすれば、
その救援には数千の強大なる天の戦力が訪れ アッシリアの軍勢のごとく敵を蹴散らすだろう。
ルカがライダーのクラスに呼ばれたのは実はこの宝具の恩恵である。
【Weapon】
『聖像画』
特に傑作は宝具級の礼装となる。
聖ルカを聖画と結びつける伝承は8世紀に発生したもので、
11世紀の『チェンストホヴァの聖母』や『ウラジーミルの生神女』は彼の直筆とされる。
『軍馬』
期待はずれにも、有翼の雄牛には乗らないらしい。
アレには乗騎としての機能は無いのだとか。
【解説】
アンティオキアに生まれ、多くの場合ギリシャで死んだとされるシリア人福音書記者。
医者、そしておそらくは七十門徒の一人であり、後の伝承によれば最初の聖像画家であった。
新約聖書唯一の非ユダヤ人記者。記述の歴史的正確性からキリスト教最初の歴史家とも呼ばれる。
『使徒行伝』の著者とすればパウロの宣教に同行し、
その後聖霊による霊感を得て福音書を記したと見られるが、
立ち位置が終始地味であり、情報も少なく、没した土地や死後起こした奇跡についても諸説ある。
ユダヤ人の慣習であった初子の神殿での聖別を唯一福音書に書いている辺りに異人の視点を感じなくもない。
聖人としての逸話ではトルコ人に包囲されたアンティオキアの聖母教会に現れ、
主が天の騎兵と彼の使徒を集めていると述べた。
キリスト教徒たちは強健さを発揮して敵の思惑を破ったという。
おそらく全名はルカヌスである。
最終更新:2016年06月20日 22:18