【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ヴィタウタス
【性別】男性
【身長・体重】171cm・55kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力C 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
【固有スキル】
黄金律:C
人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
一生金には困らない。
女神の寵愛:C
母である女神ビルーテからの寵愛を受けている。
筋力と耐久がランクアップする。
ビルーテはリトアニアの異教で神格化された最後の人物、つまりヨーロッパ最新の神である。
【宝具】
『大口開く湖飲の馬(ディディシス・ズームド)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:10~30 最大捕捉:100人
カライム人の伝説にあるという、融雪洪水を呑み干すヴィタウタス大公の驚異の馬。
Bランク以下の飛び道具、広範囲の全体攻撃、環境特性を飲み込んで吸収する。
ただし、超遠距離からの直接攻撃は該当しない。
『ついに在りし王冠の日(ヴァイニカヴィモ・リエトゥヴォス・カラリウミ)』
ランク:C++ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:300人
生前未遂に終わった戴冠式の敢行。
600年前ジギスムントに予約した王冠を召喚し、リトアニア王へ戴冠する大儀式宝具。
「大公」から「王」へとクラスチェンジを遂げる、自身に向けられた宝具。
カウナス城の地下でいつか街を救うために眠り続けるという大公の兵たちの伝説と、
目覚める救国王(いわゆる山中の王)の伝説類型が合わさり、ヴィタウタス“王”には軍勢召喚能力が付与される。
が、実はこれは副次効果。本当の能力は、彼を従兄弟への引け目(コンプレックス)から解き放ち、
秘められたポテンシャルを解放するというもの。
戴冠式の後には、真の大英雄の姿があるだろう。
【Weapon】
『騎士剣・甲冑』
ライダーは国章の騎士の如き武装をしている。
【解説】
リトアニア史上唯一のザ・グレート、大大公、偉大公ことヴィータウタス。ポーランド語名はヴィトルト。
父ケストゥティスと従兄弟ヨガイラのリトアニア大公位を巡る内乱の果てに父が死んでプロイセンに亡命、
一度はドイツ騎士団の力を借りた公位奪取も画策するが後にヨガイラと和解、正教に改宗。
クレヴォ合同に調印し、カトリックで再洗礼を受ける。
ヨガイラがポーランド王ヴワディスワフになり、空位のリトアニア大公の座はその弟スキルガイに任せられたが、
ヴィタウタスは彼の悪評を見て挙兵、大公位を奪い去り、後にはその地位を服属の形で認めさせる。
その後はヴワディスワフとタンネンベルクの戦いやプロイセン侵攻をともにするが、
リトアニア王に戴冠するためにドイツ騎士団の擁護者である神聖ローマ皇帝ジギスムントに近づいた為に
ヴワディスワフとの関係が悪化した。だが、そこまでしたにもかかわらず王冠が到着する数日前に死去。
ミンダウカス以来のリトアニア王登場とはならず、
また彼以後、リトアニアは実質的にポーランドに組み込まれた。
キプチャク・ハン国に十字軍を仕掛けてボコボコにされたり、
策を巡らせながら結局ヨガイラの支配権から抜け出せなかったりした人物だが、
ほぼ全ルーシを支配し経済的成功を収めたことでリトアニアの最盛期を築き上げた。
ディディシス(偉大)の異名はリトアニア最盛期の君主としての15世紀からのものだが、
特に19世紀の国威発揚期からは国民的英雄となり、戦間期には数多くの像が建てられたという。
なお、戴冠宝具はリトアニアで召喚されないともらえない設定。使うと
カリスマとかが湧く。
戴冠宝具以外は外国での召喚想定。地元だと
戦闘続行がついたりする。
最終更新:2016年06月20日 22:22