オト

【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【マスター】
【真名】マルクス・サルウィウス・オト
【性別】女性
【身長・体重】170cm・51kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を絶つ。
 隠密行動に適している。

【保有スキル】
佯狂:B+
 やんちゃしてた時代のイメージによる霊格偽装。
 相手が判定に成功するまで、オトをサーヴァントとして認識させない。
 暗殺者ではないので、アサシン能力「気配遮断」を使えないが、
 このスキルを応用しての気配遮断を行うことができる。

皇帝特権:B
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 ランクA以上ならば、肉体面での負荷(神性など)すら獲得できる。
 ……本人によれば、“わがまま”は卒業したのでランクが低いという。

伝承発掘:D+
 ダムナティオ・メモリアエを課された盟友ネロの像の再設置を認めた逸話から。
 相手の知名度補正を上昇させ、能力を強化する。
 このサーヴァントの場合、“情報抹消”への耐性ともなる。

【宝具】
『屠り祀る毀誉の短剣(ヒロイック・イモレイション)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:一人
 皇帝オトを“殉国”させた短剣の一撃。
 個人的な醜聞を持つ英霊に対し、
 その悪評のレベルに応じて攻撃力とクリティカル率を向上させる放蕩者殺し。
 この宝具は生前の“女々しい”イメージを払拭し、死後のオトを英雄化した逸話を持つ。
 それこそが「栄誉の死による英雄化」という概念、
 醜聞を持つ英霊に対する特攻という希少属性の所以である。

【Weapon】
『双短剣』
 自刃に用意したもの。
 実際に使われた一本と未使用の一本のセット。
 宝具『屠り祀る毀誉の短剣』はどちらからでも放てるようだ。

『醜聞』
 ここで言う醜聞とは、英雄らしくない逸話のこと。
 狂気と呼ぶには妄執も真剣さも足りず、人間らしさと呼ぶには卑近で下劣すぎる、
 輝かしくも悍ましくもない、老醜、痴態、若さ故の過ち等を指す。

【解説】
 ガルバの謀反にいち早く賛同し、以後彼の後釜を狙うが、ピソが後継者に指名されるにあたって叛逆、
 皇帝親子を粛清し、自らローマ皇帝の座に就く。
 だがウィテリウスの脅威に晒され、そのためか情緒不安定となり、初戦での敗北後、
 逆転の目を残しながら自決した。

 名門サルウィウス氏族に生まれ、若い頃はネロの悪友にして放蕩息子として知られた。
 ネロの愛人(後にネロの妻)ポッパエア・サビナに入れあげた為にルシタニアに左遷されるが、
 周囲の予想に反してルシタニアでは公明正大な善政を敷いた。
 民衆からネロと呼ばれ、ネロの如き大盤振る舞いを期待され、ネロと自称したが、3ヶ月で死んだ泡沫皇帝。
 最初の公務は、ネロのドムス・アウレアを完成させるための予算の承認だったとされる。
 ガルバを反面教師としてか兵士には手厚く接し、その死に際して殉死者が複数出るほど人気があった。
 その潔すぎる最期は、帝国を割り多くの将兵の血を流すことを避けたのだろうと好意的に解釈され、
 それまでのイメージを覆して賞賛された。個人的にはノイローゼのせいだと思う。
 ネロとは互いに男色の関係であったともいわれる。

 ネロと呼ばれたので女性(三度目)。
 外見は似ていないが性格は多少近い設定。冷酷なヘタレ。長身美女。
 自分を暗殺したのでアサシン。使った逸話はないけど双短剣キャラ。宝具はネロの天敵である。
最終更新:2016年06月20日 22:26