【元ネタ】捜神記、太平記
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】赤
【性別】男性
【身長・体重】168cm・63kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力E 幸運E 宝具C+
【クラス別スキル】
復讐者:E
人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
向けられた負の感情を自身の力へと変えるが、アヴェンジャーは他人から恨まれるタイプではない。
忘却補正:B+
攻撃によるクリティカル効果を強化させる。
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない……否、復讐以外のことを忘れてしまう。
アヴェンジャーは生前に仇討を果たしたことすら忘れてしまっている。
自己回復:C
魔力を微量ながら毎ターン回復する。
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
【固有スキル】
鋼鉄の決意:A+
父の死の真相を知るや、生涯の全てを仇討ちに捧げた精神と行動力がスキルとなったもの。
勇猛にして冷静の精神を獲得し、痛覚の遮断を可能とするが、その勇猛さは恐怖心の麻痺と同義。
【宝具】
『干将(つるぎ、あだをはたす)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
中華最高の名工が鋳造した呪剣。
製作者の怨念と、父を想う担い手の心が適合し、人剣一体の宝具となった。
担い手のパラーメーター及びスキルランク向上・破格の「
戦闘続行」付与、
剣の透過・超高速起動・猛毒発露、第三者への復讐権譲渡など、
状況に応じて様々な効果を発揮する。
【解説】
4世紀の
中国文学「捜神記」の一篇の登場人物。
身長1丈5尺、面長3尺、眉間は1尺だった為、眉間尺とも呼ばれる。
伝説的な刀鍛冶の干将の息子として登場するが、
同様にこの名工とその剣の伝説を一篇に含む「呉越春秋」などでは登場しない。
名工・干将の話は多くの古典作品で語られており、この眉間尺の物語も複数の作品中に登場し、
海を隔てた日本の「今昔物語」、「太平記」にまで記述がある。
その内容は大まかには以下の部分が共通する。
①眉間尺は干将とその妻の莫耶との間に生まれる。
②干将は王の為に二振りの剣を製作するが、王に殺される。
③眉間尺は母から父の死の真相を知らされると、父の剣の一振りを手にし、仇討を誓う。
④正攻法では仇討は無理と悟り、協力者を得る。
⑤自死して首のみとなることで王の油断を誘い、仇討を成功させる。
ただし当然、作品ごとに物語の設定および粗筋に小異あり、例えば「太平記」独自の設定では
眉間尺は王の派遣した軍を撃退する程の豪傑となっている。
なお、干将・莫耶といえば夫婦揃って刀鍛冶というイメージがあるが、眉間尺が登場するパターンでは
妻の莫耶は刀鍛冶というわけではない。(二振りの雌雄剣が干将・莫耶の名ということは凡そ共通)
【コメント】
もはやオリジナルの中国伝承から離れちゃってるけど、太平記verが一番ネタになる。
寧ろネタがありすぎて料理に困る。謎の鉄玉が素材で後に荊軻の匕首になり、更に後に龍になるとか。
とりあえずパラメーターは豪傑の太平記版に準拠。適正クラスは剣と復讐、あと狂や暗?
最終更新:2017年03月22日 21:31