【元ネタ】史実
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】パウサニアス
【性別】男性
【身長・体重】207cm・113kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力A 耐久A+ 敏捷E 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【固有スキル】
戦士の雄叫び:B
士気向上スキル。
空手で言うところの呼吸法――息吹のようなものであり、
雄叫びにより精神的な調整を測っている。
戦闘続行:A
往生際が悪い。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
僭主特権:B-
対峙した相手が保有するスキルを、本人が主張する事で短期間だけ奪うことができる。
簒奪する相手がいなければ成り立たない、“
皇帝特権”とは似て非なるスキル。
パウサニアスの場合、このスキルの使用に伴って幸運がワンランクダウンする。
【宝具】
『スパルタ総攻撃!!(プラタイア・アーディーキマ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1000人
プラタイアの戦いにおいて数十倍からなるペルシア軍を蹂躙しつくした武勇の具現。
宝具の真名通り、スパルタ軍を召喚すると同時に、守勢の一切を鑑みず、ただ眼前の敵へ攻撃を行う。
燃費こそとてつもなく悪いが、兵士の一人ひとりが、まるで先王の怨敵と対峙しているかのように、
血眼になって敵という敵を殺し尽しに来る。並みの対軍宝具などでは軍の足は止められないだろう。
この宝具も『炎門の守護者』同様に、「守勢と一転反撃(カウンター)」の逸話に因むが、
パウサニアスはそこから壮烈なる猛攻のみを抽出して行使している。
【Weapon】
『無銘・槍』
『円形大盾』
【解説】
アギス朝スパルタの王族で将軍。レオニダス一世の甥で、息子のプレイストアナクスは
レオニダス王の子プレイスタルコスの次代王となった。
自身はプラタイアの戦いにおいてはスパルタ軍一万の総大将を務め、
ペルシア軍総大将マルドニオスを含むペルシア軍三十万を、スパルタ軍一万だけで壊滅せしめた。
「レオニダスの仇を取れ」との神託を受けたパウサニアスとスパルタ軍の士気は最高であった。
ペルシアが要するギリシア人傭兵部隊に分断されていた主力の助けなど、要らないほどに。
それだけならば英雄として史に名を刻めただろうが、そうはならなかった。
パウサニアスは征服地での僭主的振る舞いから評判も悪く、またペルシアと内通していたことが露見した。
その件は罰金刑で済んだが、再度のペルシア内通が露見したときにはスパルタ当局に追われ、
そのことを察知したパウサニアスはアテナ神殿へ逃げ込むが、
スパルタはそれなら餓死させようと神殿周辺を包囲し、パウサニアスは本当に餓死した。
最終更新:2017年03月26日 17:19