灌嬰

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】灌嬰
【性別】男性
【身長・体重】181cm・79kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:A+
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。

【固有スキル】
追撃:A
 戦闘から離脱、あるいは状況リセットを阻害する能力。
 撤退を許さないだけでなく、判定に成功すれば相手に後手の対応を強いることができる。

友誼の証明:B
 敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、
 相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことができる。
 聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。

戦闘続行:B
 天性の戦好き。
 決定的な致命傷を受けない限り、各地を転戦することを止めない。

【宝具】
『驍将討つ場に其人あり(かんえい、せんじょうにあり)』
ランク:C++ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 様々な戦場で別働隊として騎兵隊を率い、敗走する項羽の追撃さえ麾下の兵が行ったという逸話を宝具に昇華したもの。
 それらの逸話を「項羽を殺した」と強引に曲解したすえの宝具であり、
 そのあまりの強引さゆえに、宝具としての能力は騎乗時の戦闘ステータス向上のみに留まるが、
 それゆえ極めて省魔力で、真名解放さえ必要としない。

【解説】
 前漢時代に高祖・劉邦に仕えた功臣。
 もとは睢陽(旧宋国領)で絹商人として活動していたが、
 項梁の討ち死にから時を同じくして劉邦陣営に加わり、三秦平定戦線や彭城敗戦後の滎陽の戦いで活躍。
 特に滎陽では騎兵・別働隊指揮の巧みさでもって名を轟かせた。
 その後は韓信の副将として、斉の平定戦や、濰水の戦いでその指揮能力を発揮。
 楚軍の勇将・龍且を自らが指揮する部隊の兵が仕留めた他、灌嬰自身も龍且の副将・周蘭を生け捕る功を挙げた。
 また、垓下の戦い後の項羽追撃は灌嬰軍が行い、その亡骸を持ち帰ったのも彼の配下の将であった。
 項羽を破った後も各地を忙しなく転戦し続け、呂后の死後の斉の反乱鎮圧にも大将軍として鎮圧に向かうが、
 周勃らとともに呂氏側を謀って斉と戦わないように示し合わせ、呂氏を誅滅して代王恒を文帝として擁立した。
 文帝年間に丞相を務めたが、高位職にあっても最後まで戦場に居場所を見出し続け、
 丞相任期中の文帝4年に死去。懿の諡号を奉られた。
最終更新:2017年08月13日 07:23