【元ネタ】ラーマーヤナ
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】バラタ
【性別】男性
【身長・体重】181cm・68kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
【固有スキル】
武の祝福:D
羅刹王を倒す運命にある兄を援助する為に生まれたアーチャーは
複数の武芸もある程度習得している。
神性:D
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
兄ラーマと同じく 最高神の一柱であるヴィシュヌの化身であるが、その神性はラーマの4分の1である。
【宝具】
『命運よ、終局を告げよ(サンヴァルタ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2~80 最大捕捉:1000人
殺戮兵器『時空と運命の狭間(サンヴァルタ)』の真名解放。
射出された先の効果範囲内に存在する全生命に対して即死判定を行う。
通常では判定の成否は2分の1以下であり、魔力と幸運が高い者には更に低下するが、
『運命の輪縄(カーラ・パーシャ)』に拘束されている生命に対しては100%成功する。
生命だけを断ち切る兵器であり、都市や地形といった無機物は破壊されない。
【Weapon】
『運命の輪縄(カーラ・パーシャ)』
捕えた者の「運命」を拘束し、絶対に脱出を不可能とする縄。
不可視ではないが、初見で回避することは極めて難しい。
【解説】
ラーマーヤナの登場人物。主人公ラーマと同じくヴィシュヌ神の乳糜より生まれた王子の1人。
父王ダシャラタは長兄ラーマに王位を譲ろうと考えており、誰もがそれに賛同していたが、
マンタラーという女召使に唆された第三王妃カイケーイーが
自分の子バラタに王位を譲り、ラーマを追放する様に王に迫った。
王はかつてカイケーイーに救われたことからカイケーイーの頼みを断ることが出来ず苦悩したが、
ラーマはこれを受け入れ、シーター妃と最も親しい弟の
ラクシュマナだけを伴って王都から出ていった。
王は苦悩をこじらせて死亡し、外出から戻ったバラタは事情を知ると母を非難して
ラーマに会いに行き、王位に着くことを懇願した。
しかし父の誓いを大事とするラーマはこれを固辞し、結局ラーマが14年間の追放生活を送ることを
バラタは承諾したが、自身も都外で生活しながら政務を執り、玉座にはラーマの履物を置いて礼拝した。
その後、ラーマは羅刹王討伐などの冒険を遂げて王国に帰還し、正式に王となって国を統治した。
―――物語の終盤で、叔父の使者からガンダルヴァ神族の国の情報を得たラーマは、
バラタにガンダルヴァの国の征服を命じて軍を派遣させた。
ガンダルヴァ族と7日間戦った後、バラタは死神カーラの武器サンヴァルタを発射して
ガンダルヴァを全滅させ、ここに二つの都を建設して自分の息子たちに与えた。
最期には、ヴィシュヌの元に還るラーマに随伴して、バラタも天に昇って行った。
【コメント】
はい、宝具は『破壊神の手翳』のパクリですね。こころのめ→ハサミギロチンみたいな感じ。
このバラタくんもダシャラタさんも悪くないのに、兄ラブのラクシュマナが「こいつら殺す」とキレてて引く。
しかし、にっくき羅刹軍にすらも温情をかけたラーマくんが、終盤では征服者になっちゃって……。
バラタの適正クラスはアーチャーのみ。
最終更新:2017年08月13日 07:34