【元ネタ】ラーマーヤナ
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ラクシュマナ
【性別】男性
【身長・体重】180cm・69kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力C 幸運A 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【固有スキル】
神性:B
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
兄ラーマと同じく 最高神の一柱であるヴィシュヌの化身であり、
死と共にヴィシュヌの元へ還るが、その神性は兄の2分の1である。
武の祝福:B
羅刹王を倒す運命にある兄を援助する為に生まれたアーチャーは
弓術だけでなく、剣術・槍術などの武芸全てに秀でている。
神の祝福:B
最高神の化身としての自己認識。ヴィシュヌ・ファンダー。
神に由来する武器に高い耐性を持ち、瀕死の重傷を負っても一度だけ完全に快復することが可能。
兄ラーマが己の本性を知る以前から、アーチャーは自身の本性を把握していた。
【宝具】
『梵天よ、地を覆え(ブラフマーストラ)』
ランク:A 種別:対国宝具 レンジ:2~99 最大捕捉:1000人
羅刹
アティカーヤを仕留めた弓の奥義。
ブラフマー神の名を唱えることで、放たれた矢は敵を追尾して確実に命中する。
最高神の一柱の神威たる破壊力は対国規模にも及ぶが、羅刹軍にすら恩情を持つ
兄ラーマの戒めにより、その壊滅的威力は生前の大戦中に披露されることがなく、
使用されたのは対魔宝具『羅刹を穿つ不滅(ブラフマーストラ)』としてであった。
聖杯戦争に置いて、敬愛する兄が同時に現界されていないのならば、
戦場の全ての敵を掃滅するこの兵器を、アーチャーは躊躇なく使用する。
『不落を堕とす雷霆(インドラストラ)』
ランク:A+ 種別:報復宝具 レンジ:2~60 最大捕捉:1人
最強の羅刹インドラジットを仕留めた矢。
雷光の速度で標的へ到達し、
インドラ神の神威を持って如何なる防御も無効化し
標的を完全に討ち滅ぼす、神々の王の慈悲なき殺戮奥義。
―――隠された性質として、強力な“報復”の呪詛が秘められており、
アーチャーを打倒した経験のある敵に対しては、更に絶大な威力を発揮する。
もしも、アーチャーのみならず、この宝具の由来であるインドラ神すらも
打倒したことのある者がこの矢に撃たれたならば、例え高位の神霊であろうとも、
二重の報復の呪詛によって確実に息絶えることになる。
【解説】
ラーマーヤナに登場する英雄。主人公ラーマと同じくヴィシュヌ神の乳糜より生まれた王子の1人。
乳糜の量は1/4(ラーマの半分)か1/8かで描写が分かれる。
国を追放された時も、羅刹軍との大戦時も長兄ラーマに付き従った、ラーマのパートナーと呼ぶべき存在。
最期はラーマよりも早く、ある時、自分1人が死ぬか、一族全てに呪詛が降りかかるか
選ばなければならない事態に陥り、ラクシュマナは自分1人の死を選んで
ヴィシュヌ神の元へ還って行き、ラーマは大いに悲しんだ。
大英雄である兄ラーマと並んでその武勇は度々語られており、
大戦中には神軍の征服者であるアティカーヤを倒し、また最強の羅刹インドラジットの
死の定めの条件を突き、一騎討ちの果てにこれをを仕留める大戦果を挙げている。
高潔な人格者の兄に比べると激情的な性質であり、激昂する度に兄によって諫められている。
シーター妃がラーヴァナに誘拐されたのも、ラクシュマナがシーターからの侮辱に
耐えられなかったことが一因である。(ただしこれはシーターにも非がある。)
逆にラーマが取り乱した時にはラクシュマナが宥めることもあり、バランスの取れた名コンビであった。
ラーマもシーターも、ラクシュマナこそがラーマにとってシーターよりも大事だと述べる場面がある程である。
【コメント】
『今日は、わたくしが運命の力を打ち負かすの見せてやります。(原文ママ)』は作中屈指の名台詞。
ラーマがシーターを罵った真意を察したり、一族の為に犠牲になる事を選んだり、名シーンを担うことが多い。
容姿は青髪の美青年と妄想。FGOラーマくんと違い、成長しきった姿で召喚される。
理由は、ラクシュマナにとって兄と共に在った生涯全てが精神的な全盛期なので、
結局普通に肉体の全盛期の状態で現界するのである。
特に弓矢以外を使った描写はないのだが、それはラーマ君も同じなので武の祝福を付けた。
兄には敬語だが、それ以外にはかなり尊大なタメ口で話す。
聖杯にかける望みは、兄と妃の再会。兄様の幸せこそが我が幸せ。
……という理由だけではない。妃を失った兄が全世界を破壊しようとか言いだした時はドン引きしたし、
兄が倒れたと思った妃が自分を罵った時は本気で傷ついた。
「あのお二人は、互いの事となると酷く錯乱なされる。そういう意味でもお二人は一緒にいなければ。」
適正クラスはアーチャー。
最終更新:2017年03月22日 21:30