【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【マスター】アイリスフィール・フォン・アインツベルン
【真名】マリア・スピリドーノワ
【性別】女性
【身長・体重】160cm・46kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷C 魔力E 幸運E 宝具D
【クラス別スキル】
対魔力E
魔術に対する抵抗力。
一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
Eランクは魔術の無効化は出来ない。ダメージ数値を多少削減する。
近代の人物、かつ神秘を否定しているためこの恩恵が限界とされる。
単独行動C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
【固有スキル】
戦闘続行A
往生際が悪い。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
扇動B
数多くの大衆・市民を導く言葉と身振りを習得できるスキル。
個人に対して使用した場合はある種の精神攻撃として働く。
不屈の意志A
あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。
肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。
ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を保たない。
革命願望A
相手が国王やその一族や従者、民主主義者への反逆意思。
共産主義の敵といえるサーヴァントに対する敵意を魔力へと無意識に変換できる。
ただし、アルダーエゴやムーンキャンサー、反逆思想の強い存在、
政治を知らないモノに対しては全くと行っていいほど意味を成さない。
【宝具】
『革命を呼び起こせし弾丸(レヴォリューシャ・プル)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~500 最大捕捉:1人
暗殺者としての逸話が宝具として具現化したもの。
乱戦の中でも確実に急所へ魔力が凝縮された弾丸を打ち込む。
ターゲットは狙撃後、体内で爆発を起こし、人であれば確実に死ねる。
サーヴァントであれば四肢断裂に似た痛覚がしばらく襲うため、行動不能。
『我が革命に束縛なし(オトゥプスティツ・モイ・コミュニズム)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
共産主義活動のために行くども脱走した逸話が宝具となったもの。
束縛された際に発動。天の鎖のような絶対的なものでない限り、
拘束・監禁・幽閉という環境から脱することができる。
精神的な束縛も含まれており、この宝具がある限りは令呪でなければ洗脳不可。
『女傑が守りし共産主義喧伝(プロパガンダ・コミュニズマ)』
ランク:D 種別:大軍宝具 レンジ:1~300 最大捕捉:100人
共産主義者女性闘士としての評価を宝具として具現化したもの。
共産主義のプロパガンダを発することで自らの長所しか振るうことができず、
それも集団を守るため、もしくは集団を維持するためにしか使えないようにする。
例えばセイバーのサーヴァントがこの宝具の効果を受けた場合、
そのサーヴァントは徒党を組まなければ攻撃ができなくなり、
攻撃手段も剣を用いた宝具と剣技しか振るうことができない。
さらに、宝具は集団の承認と希望がなければ振るうことができない。
逆に結束力の強いコミュニティに使えば役割分担ができる精鋭にもできる。
【解説】
左翼社会革命党を率いたロシアを代表する女性闘士の一人。
1884年10月16日ロシア帝国タンボフ県にて生誕。
タンボフの女子中学校で学ぶが、
15歳のときに小学校児童保護教会の会合に出席したため当局によって逮捕され、
以後、社会革命党のタンボフにおける組織と繋がりを持つようになる。
生涯二度目の逮捕を経て正式に社会革命党に入党、同党戦闘団にも入団。
このとき、農民一揆参加時にガブリエル・ニコラエヴィチ・ルジェノフスキー将軍の
顔面にリボルバーを打ち込み、暗殺に成功。
役目を終えた彼女は自殺しようとしたが阻まれ、死ぬより辛い陵辱に遭う。
しかし、どれほど辛い目にあっても彼女は共産主義を掲げることをやめず、何度も戦った。
政治家としては正しい共産主義者として辣腕を振るった。
だが、当時の内閣の方針に疑問をいだき、入閣だけは固辞した。
結局、左翼社会革命党は1918年3月ソビエト政府から離脱。
彼女は再び革命の徒としての活動を再開したが、スターリンによる大粛清の犠牲となった。
暗殺に成功したことや政治家としての実績から、
アサシンやキャスターとしての召喚も可能。
ただし、生前が生前なので民主主義者、王政を支持するもには手を課さない。
力を貸すには共産主義への理解と許容する心が必要だろう。
最終更新:2017年08月13日 07:41