八大山人

【元ネタ】中国・史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】八大山人
【性別】男
【身長・体重】cm・kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷D 魔力B 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
陣地作成:C
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 小規模な“工房”に相当する「青雲譜」の形成が可能。

道具作成:D
 魔術的な道具を作成する技能。
 仏教・道教・画道に関連する道具を作成出来る。

【固有スキル】
自己暗示:C
 自らの生存率を上げるために別の存在になりきる、強力な暗示。
 明朝滅亡後に災難を避けるため、狂と唖を装った。
 手振りや筆談で会話し、唖声を発してじゃんけんや酒で交わる徹底ぶりであったという。

遁世:C
 世に知られず、世を知らず。
 対象の情報を避けている間は、対象から探されても発見される確率が減少する。

一意専心:C
 一瞬でも一事に万事を尽くし得る才能。
 行動時の成功率を上昇させる。

芸術審美:D
 芸術作品、美術品への深い造詣。
 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、やや低い確率で真名を看破することができる。
 東洋系の宝具であれば、確率は上昇する。

法術:E
 仏教及び、仏教と同源とされた道教由来の魔術大系。
 その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。

【宝具】
『水風之想(すいふうのそう)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
 何も描かざる空間に「意」を籠めたキャスターの作品世界。
 一尺の紙一枚の何も描かれていない空間は無限の広がりを有した。
 筆の向かう先、空気を水に、一寸を万里に変え、天地すら覆す。

『画外有画(ががいにがあり)』
ランク:D 種別:結界宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:50人
 キャスターの絵にはいくつかの特色が存在するが、構図の大胆さ、中でも画面の外に一旦出た
 対象物が再び画面の中に舞い戻るという様式は、現代までの水墨画に大きな影響を与えた。
 一旦その場から飛び出てその場にいる者達の認識外となった攻撃その他の事象をキャスターのみが把握し、
 外部から突然横殴りに再来させる。

【Weapon】
 『無銘・筆』

【解説】
 明末清初の文人にして僧侶・道士(1626?~1705?)。
 名は朱耷。姓名の字を解体して各自の一部をとり、八大を名乗ったとも言われる。
 詩書画の三者に通じたが、画家としてとりわけ名高い。
 明宗室に連なる家に生まれ、祖父も父も画道で知られ、秀才で知られたキャスターも画の出来る
 官僚として生きる筈であったが、明朝の滅亡により僧侶・道士となり、遁世して生きた。
 その画は林良の影響もあるがおおむね彼独自の画風で構成されており、孤独さと情を兼ね備えたものである。
 当時から貴賤の愛玩するところであったが、自分の画を好むならば貧民にも気安く与えながら、
 世評のみで欲しがる者には千金を積まれても筆を執らなかったという。
最終更新:2017年08月13日 07:41