【元ネタ】戦国時代
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】北条綱成
【性別】男性
【身長・体重】170cm・69kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷C 魔力E 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:D+
 筋力と耐久のパラメーターをランクアップさせるが、
 いかなる状況にあっても勝利を確信している精神状態となってしまう。
 敗北必至の劣勢にあっても「勝った」と思い込んでいるため、本来の戦術家としての側面は発揮できない。
【保有スキル】
カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 少年期、臆病だった氏康に代わり、次期当主に擬する動きさえあったという。
戦士の雄叫び:B+
 士気向上スキル。
 戦闘時、「勝った!」と叫ぶと士気が向上し、ACも微量上昇する。
 なお、この効果は累積する。つまり「勝った! 勝った!」と叫べば叫ぶほど強くなる。
 
地黄八幡:A
 八幡菩薩の直径としての自負が生む精神的な高揚状態。神がかり、ともいう。
 自軍の士気が一定値を超えた瞬間に発動。
 士気の数値が2倍になり、自身が敵に与えるダメージ数値も大幅に上昇する。
【宝具】
『川越霧隠城(かわごえきりがくれじょう)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:0~30 最大捕捉:300人
 彼が城主を務めた川越城の持つ逸話と、河越夜戦の伝承が合体した宝具。
 あらかじめ掌握した霊脈上に川越城を築城する。
 川越城は『霧吹きの井戸』から吹き出す霧が城を隠した、という逸話から『霧隠城』の異名を持っており、
 それが宝具に昇華された結果、一寸先も見えない霧と堅牢な城壁、複雑な内部構造を備えた堅城と化している。
 また、夜間のみ、城から生前指揮した軍隊『黄備え』を召喚し、指揮する事が可能。
 濃霧を戦術的に活用することで万単位の兵力差をも覆せる強力な対軍宝具なのだが、
 本人の戦術能力が狂化によってスポイルされてしまっているため、真価を発揮することは不可能に近い。
【Weapon】
『素槍』
 戦国時代において一般的な槍。
 北条家の場合、2間半の長柄に1尺5寸の穂がつき、計2間6尺5寸の槍になる。
【解説】
 戦国時代、後北条氏の武将。
 北条五色備えの黄備えを率いて活躍し、家中屈指の猛将として名を馳せた。
 主君である
北条氏康とは義兄弟でもあり、外交や軍事の全権を預けられることもあった。
 また、一族の祖でもある八幡大菩薩(八幡神)を厚く崇敬し、毎月十五日は身体を清めて八幡大菩薩への戦勝祈願を行っていたという。
 父は今川氏家臣の福島正成とされるが異説もある。
 父の没後は北条氏の下に落ち延びたが、そこで当時の当主・北条氏綱に気に入られ、彼の娘を娶り、北条家に婿入りする事となる。
 以後は北条家の武将として各地を転戦。
 北条家の当主が氏康に代替わりした後も、彼の義弟としてその覇業を支えた。
 特に武名を名高くしたのは河越城を巡る争いである。
 この戦いで綱成は川越城に三千の兵を率いて籠城。
 八万にもなる上杉・足利連合軍の猛攻を半年に渡って耐え抜いた末に、
 救援に来た氏康の軍勢に呼応して出陣し、散々に打ち破るという大勝を上げた。
 他にも上杉謙信率いる上杉家、武田信玄率いる武田家、里見義弘率いる里見家など、歴々たる大名家との争いに駆り出され、
 その多くで武功を挙げている。
 この為、他家にもその武名は鳴り響いており、
 彼の軍旗である『地黄八幡』の旗が武田家中の真田信尹に奪われた際には、
 綱成の武勇にあやかるようにと信玄自ら信尹に与えた、という逸話が残されている。
 義兄である氏康が病死すると、家督を子の氏繁に譲って隠居した。
最終更新:2017年08月13日 07:50