【元ネタ】
ラグナル・ロズブロークのサガ
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】イーヴァル
【性別】男性
【身長・体重】188cm・93kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力B 耐久B++ 敏捷D 魔力B 幸運B 宝具D+
【クラス別スキル】
対魔力:A
祖父より受け継いだ竜種の属性により、A以下の魔術は全てキャンセル。
軍隊をも不能にした神牛の咆哮を受けても戦うことが出来た。
単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
【固有スキル】
骨無しの呪詛:-
父の犯した過ちにより体内に骨が無く、歩行が出来ない。
ただし、杖を手にしている間はこの呪いは消失する。
戦略:B
外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。
【宝具】
『我が身、骨無くして骨砕く(グラビティ・ボーンレス)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:1人
自らの体重を自由に変化させる能力。
軽くなれば肉体の頑強さ・耐久力は劣化し、重くなれば逆に強化されるが身動きが取れなくなる。
恐らくは「骨無しの呪詛」に付随した異能であり、杖を持っている時は発動不可。
スウェーデン王の所有する、無敵を誇った聖なる牝牛シビリヤと対峙した際には
自らを強弓の矢玉として人間砲弾さながらに飛来し、神牛の全身の骨を砕いて見せた。
【Weapon】
『無銘・強弓』
大木を素材に制作した弓矢。
これで神牛シビリヤの両目を射抜いた。
【解説】
古代北欧に語られる伝説の戦士。後に英国王となる。
竜殺しの英雄にしてデンマーク王であるラグナルはアースラウグという美しい乙女を
三人目の妻とし、間に四人の男児を儲けた。
この中の長男イーヴァルは神々の許しを得ない内に両親が契って出来た子であり、
そのせいで生まれつき骨がなく、杖を持たないと歩けなかった。
しかしそれを除けばイーヴァルは頭脳明晰な美丈夫として立派に成長した。
尚、母は実は英雄シグルドと戦乙女
ブリュンヒルデの娘であり、つまりイーヴァルは
英雄と王族と半神の超エリート血統の元に生まれたということである。
ラグナルの他の子も武勇に優れ、兄弟たちは略奪(ヴァイキング)行に出て各地を荒らし、
強大な魔牛を擁する地を攻めた時は、イーヴァルの指揮で魔牛を討ち、勝利した。
ある時、父ラグナルとスウェーデン王が仲違いしたことで、息子達はスウェーデンに攻め入り、
犠牲は出しつつもイーヴァル自身が敵軍の神牛シビリヤを討って勝利した。
なお、その後もすぐには帰郷せず、各地を荒らしまわってからようやく帰った。
ラグナルは息子達の武勲を知ると、対抗心からか寡兵で
大国イングランドへ攻め込んだが、捕えられて殺された。
息子達は激怒したが、イーヴァルだけは怒りを隠して知略を張り巡らせた。
イーヴァルは口八丁でイングランド内に潜り込んで地位を築き、王の勢力を弱体化させ、
頃合いを見て外から兄弟達を攻め込ませて、父の死の復讐を成し遂げた。
イーヴァルは自ら崩壊させたイングランドの王となり、死の前に自身を
イングランドの守護神とするように埋葬させた。
後世、征服王ウィリアムに墓を暴かれた時、その遺体は朽ちていなかったという。
【コメント】
ラグナルのサガというより、「ラグナルの息子たちの話」の方が出典なのかな?
多分、北欧伝説の中では随一の知将。そして子泣きジジイ及び南斗人間砲弾の原典。
頭いいのにすげぇ変な能力持っててキャラ濃い。伝説上ではロンドンの城砦の建造者。
キャラの被ってる牛が二頭出てくるが、それぞれ別物。スウェの神牛の方が強かったと思われる。
適正クラスはアーチャーだが、ライダーにもなれるかも。
最終更新:2017年08月13日 07:56