【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ジョアシャン=ナポレオン・ミュラ
【性別】男性
【身長・体重】185cm・82kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷A 魔力E 幸運C 宝具C
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
騎乗:A+
同時代に類を見ないほどに優れた、騎兵指揮官としての騎乗の才。
竜種を除く幻獣・神獣、また総ての
騎乗物を自在に乗りこなせる。
【固有スキル】
勇猛:A
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
理性蒸発:D
理性が蒸発しており、戦闘と色欲の中にしか快感を見出せない。
彼の知性は、その勇猛さとは全く均衡を取れておらず、極めて刹那的な快楽につられる。
また性欲にも極めて正直で、抑制する気はさらさらない。
このスキルは「直感」も兼ねており、戦闘時は自身にとって最適な展開を
ある程度感じ取ることが可能。
流麗な伊達男:C
天性の美貌と、その戦いぶりの華麗さによって人を惹き付ける才能。
兵の士気を上昇させる低ランクの
カリスマに加え、異性に対する魅了効果も有する。
ただし、彼の華麗さに目を奪われた者は、知らず知らずのうちに破滅へと導かれる。
【宝具】
『至上の騎兵指揮官(ラ・グランデ・キャヴァルリィ)』
ランク:C 種別:対騎乗物宝具 レンジ:- 最大捕捉:1頭、ないし1輌
「世界最高の騎兵」というナポレオンよりの賞賛に因む宝具。
乗りこなすことが可能な騎乗物総てを、自身の騎乗宝具のように乗りこなせる。
戦闘時には騎乗ランクはさらに上昇、評価規格外の騎乗技能である「一体化」にまで迫り、
自らの脳で思うように、騎乗物の限界さえも容易く超越させることができる。
それは宛ら、「世の女性がミュラという美丈夫に操を許すがごとし」というのが本人の談。
なお、騎乗物を宝具へと変貌させるわけではないので、
限界を超えさせた騎乗物はミュラの下馬(下車)とともに灰燼へと帰す。
『名誉と貴婦人の為に(エペ・ド・シュヴァリエ・ドゥナー)』
ランク:E++ 種別:対人宝具 レンジ:1~3 最大捕捉:1人
“名誉と貴婦人の為に” そう銘打たれたサーベル。ミュラ個人の座右の銘でもある。
衆人環視下で、女性からの声援を受ければ受けるほど、太刀筋が鋭さを増す。
正確には剣の宝具ではなく、剣技と華麗な戦いぶりが総じて宝具へと昇華したもの。
また、現地調達した刃物にこの銘を刻むことで、短期間に限り宝具として扱えるようになる。
【解説】
ナポレオンに仕えた元帥の一人。
のちにベルク大公、クレーフェ公国の君主となり、最終的にナポリ王となった。
ロットの旅館屋に12人兄弟の末っ子として生まれ、
当初は神学校に入学するが、全く向いてなかったのか女性と駆け落ちした末に事件を起こして放校。
無一文で放り出されたが、騎兵連隊の列に遭遇して飛び降り参加をし、才能があったために瞬く間に出世。
一時退役して雑貨屋を営むも、すぐに軍に復帰、兵士の間でもその恵まれた風貌から人気を集めた。
ヴァンデミエールの反乱で活躍し、ナポレオンの知己を得ると、その後のイタリア遠征にも自ら志願して参戦。
エジプト遠征でも目覚ましい活躍をして騎兵指揮官としての名声を得ると、
ナポレオンの妹カロリーヌと結婚して、ナポレオンの一族となる。
元帥、ベルク大公、そしてナポリ王と、とんとん拍子で出世をするが、
このころから容姿と騎兵指揮力以外は完全に無能である本性が露呈し始め、
カロリーナから焚きつけられたこともあってかナポレオンとは距離を取り始め、ロシア遠征後にとうとう彼を裏切る。
当然、個人で戦略の立案をできないミュラはその後ウィーン会議で王位を剥奪される。
立場が危うくなったために、都合よくもナポレオンを頼り、(恐らく「使って信じず精神」で)イタリアを任せられるも、
独断でオーストリアと戦端を開く愚策を講じて大敗。
ワーテルロー会戦後、再度ナポリ奪回を試みるも当然のように失敗して逮捕、そして処刑された。
処刑の際、自身の甘いマスクを傷つけられることを嫌がって兵士に懇願するも、容れられなかった。
同じ元帥で神学校時代の同級生でもあったベシェールとは親友。
逆にカロリーヌを奪い合った仲で、同じ猛将でありながら、自身と違い戦略面での成長を遂げたランヌとは不仲であった。
【特記妄想】
実はセイバー適正はない。
ライダー以外のクラス適正はバーサーカーのみで、
そのクラスでの召喚時には宝具も変貌。評価規格外の騎乗技能である「一体化」によって、
スパルタクス並みの異形へと変貌する、顔に弾痕のある目がイッちゃってるイケメンが出てくる。
最終更新:2017年08月13日 08:09