【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】ジャック・マクドナル
【性別】男性
【身長・体重】176cm・92kg
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運B 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:B+
全パラメーターを1ランクアップさせる。
平時にはある程度理性的な対応を行い、痛みと死に対する恐怖なども覚えるが、
一度堰を切ってしまえば、とてつもない怒気を放ちながら一心不乱に敵へと突撃する。
その状態では理性は完全に失われるが、その状態の表情にも、死に対する恐怖が見え隠れしている。
【固有スキル】
軍略:E
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
矢よけの加護:D
飛び道具に対する防御。
狙撃手を視界に納めている限り、銃弾による攻撃を肉眼で捕らえ、対処できる。
また、あらゆる投擲武器を回避する際に有利な補正がかかる。
ただし、超遠距離からの直接攻撃は該当せず、広範囲の全体攻撃にも該当しない。
戦闘続行:E++
瀕死の傷を負っても戦闘は可能。その根幹には常に“死への恐怖”があり、
それを狂化による理性崩壊で以てせき止めている。
【宝具】
『血戦制せし者たち(ヴァグラム・アッス・バヨネット)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:400人
ヴァグラム会戦勝利の決定打となった苛烈を極めた銃剣突撃の具現。
銃剣で装備した歩兵を召喚すると同時に楔型陣形を形成し、さらに狂化を全力展開して猛烈な突撃を敢行する。
軍勢発現時には彼らが曝されたオーストリア軍の砲火・銃撃をも再現される。
そのため、突撃するたびに軍勢が擦り減り、バーサーカーも多少の被弾を余儀なくされる代償を負うが、
レンジ内では世界への偏差を加わるため、敵の急所被弾率もまた上昇する。
事実上、即死判定が発生する軍勢突撃であるが、通常の軍勢宝具より格段に持続ターンは短い。
【Weapon】
『銃剣』
狂化の影響を受けていない状況では「他にも擲弾器くらいは持ってきたかった」と常々愚痴っている。
この装備から、一応ランサー適正も持つ。
【解説】
ナポレオンに仕えた元帥の一人。
北仏のスコットランド亡命貴族家系の子孫のため、英語名のマクドナルドと表記される事も多い。
革命戦争時はデュムーリエ将軍の副官として従軍し、ジュマップ会戦での武功から昇進。
デュムーリエがオーストリアに寝返ると従わず、旅団長としてピシュグリュ麾下に収まるとそこでも武功を挙げ、
師団長となり、同時にイタリア戦線でナポレオンの知己を得た。
トレビア会戦では総大将を務めるが、相手は不敗のスヴォーロフが指揮するロシア軍であったために痛敗を喫する。
その後デンマーク大使の任にあたり、ナポレオンの皇帝即位には反対したために謹慎処分を喰らう。
(謹慎が解けたのは即位から3年後の1807年。喰らっていなければ1804年組に加わった可能性もある)。
1809年に元帥号を授与されると、イタリア副王ウジェーヌの軍事顧問に就任。
元帥の一人として軍を率いたヴァグラム会戦では、勝利の決定打となる働きを見せたが、
ドイツ戦線では、ドレスデン会戦の裏で行われたカツバッハ会戦で敗戦。
ライプツィヒ会戦ではポニャトウスキ元帥とともに殿(しんがり)を務め、ナポレオンが退位に追い込まれた際にも
ほかの元帥とは違い忠誠を誓った。
だが結局はナポレオンは退位し、王政復古時にはマクドナルは貴族に叙された。
百日天下が到来しても、二心を抱くを良しとせず、ルイ18世王の護衛にあたった。
最終更新:2017年08月13日 08:19