アスカニオス

【元ネタ】ローマ神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】アスカニオス
【性別】男性
【身長・体重】160cm・55kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運A 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 美神ディアナの孫に当たり、神となった英雄アエネイアスの息子である。

【宝具】
『鳴り轟く勝兆の征矢(プラエダートル)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:1人
 最高神ユピテルの雷光を纏う矢。
 ユピテル神に供物を捧げると宣言することで、天上よりアーチャーの弓矢に
 神威の雷が落とされ、この力をそのまま載せて矢を放つ。無論アーチャーにダメージはない。
 ただしこれは魔力の残量に関係なく一度の戦闘に一度しか使用できないと定められている。

【解説】
ローマ神話に語られるアルバロンガの基礎王。別名ユールス。ロムルス以前の神礎アエネイアスの嫡子。
家系図は伝承によって違いがあり、ディオニュシオスによるとユールスとはアスカニオスの息子であるが、
詩人ヴェルギリウスによるとユールス=アスカニオスであり、ローマの名家ユリウス家の祖である。
つまり、神君カエサルのユリウス家はアエネイアスの神の血統の元にあると主張したのである。
アスカニオスは父の後を継いで王となり、ラウィニウムを30年間統治した後、
新たにアルバ・ロンガに建都し、このアルバ王の血統が数百年後のロムルスに繋がるのだが、
より古い神話ではロムルスはアエネイアスの直接の孫(つまりアスカニオスの甥)であったという。

叙事詩「アエネーイス」では狩りを好む少年として描かれており、それをユーノー女神と
アレクト女神に利用されてトロイアとルトゥリーの戦のきっかけにされてしまった。
戦中には弓矢で敵兵の1人を討ち取り、アポロ神からその武功を称賛された。

【コメント】
アエネーイス作中の少年の姿で召喚される。
適正クラスはアーチャー。
最終更新:2017年11月05日 17:31