【元ネタ】ローマ建国史
【クラス】ランサー
【マスター】大惨事…もとい第三次聖杯戦争のマスターに召還して欲しい
【真名】ロムルス
【性別】男性
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具A++
【クラス別スキル】
対魔力:A
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではロムルスに傷をつけられない。
【固有スキル】
神性:B
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
軍神マルスの息子とされ、死後はクィリヌス神となったとされている。
カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分といえる。
【宝具】
『永都聳える護国の槍樹(ウェール・サクルム)』
ランク:A++ 種別:対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:800人
大地より木を生やす異能。
地脈を通じて広範囲から魔力を抽出し、レンジ内の任意の地点に、大樹を何本でも生やすことができる。
また、生えた大樹を任意で槍の姿に変化させるとともに、自在に元の大樹に戻すことが可能。
大樹やその枝葉、及びそれを変じて作り出した槍は全てDランク相当の宝具として扱われ、
地脈、ないし貫いた対象から魔力を奪い、ロムルスの魔力やHP、バッドステータスなどを回復させる。
『王の都城(エテルノ・プロスペリタ)』
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:800人
永遠の都ローマの建国者たる、ロムルスの真の宝具。
かつては軍神マルスの一面とされ、その語源を市民(クゥイリテス)とする、クィリヌス神としての力。
自身と、歴史上ローマに存在した全ての市民達とを同一視し、その知識や経験を自らのものとする。
個にして郡、ないし国の概念を持つロムルス肉体は、対人規模の攻撃を無条件で無効化し、対軍宝具にも強い抵抗力を持つ。
また、無限に近い人材の知識・経験を持つことにより、あらゆる技術系スキルについて、Bクラス以上の習熟度を発揮できる。
【解説】
永遠の都と称されるローマを築いた、偉大なる建国王。
滅亡したトロイから逃げ出した
アイネイアスの子孫である。
ロムルスの祖父ヌミトルは、アルバ・ロンガの王であったが、弟アムリウスによって王位を追われることとなった。
王となったアムリウスは、ヌミトルの娘レア・シルウィアが生む子供によって王位を奪い返されるという予言を聞く。
神聖なる巫女であるレア・シルウィアを殺すわけにもいかないアムリウスは、彼女を塔に幽閉することにした。
しかし、幽閉されたシルウィアの元に軍神マルスが現れ、彼女との間に双子の子供を儲ける。
子供が生まれたことを知ったアムリウスは、部下に双子を殺すように命じた。
だが、子供を殺すことを嫌った部下は、箱に双子を収め、デヴェレ川に流すことにした。
やがて箱はイチジクの枝に引っかかり、漂流をやめる。そこに牝狼がやってきて、双子に乳を与え、育てた。
その後、狼に育てられる双子を目撃した羊飼いが、彼らを引き取り、育てることとなる。
このとき、双子はそれぞれロムルス、
レムスと名づけられた。
やがて成長した兄弟は、偶然に祖父ヌミトルと出会い、自身に出生を知る。
祖父を追いやり、母を幽閉し後に殺したアムリウスに激怒した二人は、すぐさま挙兵する。
そしてアムリウスを討つと、ヌミトルに王位を返上した。
その後、実力をつけた二人はそれぞれ自分達の国を作ろうと考える。
ロムルスはパラティウムの丘にローマを、レムスはアウェンティヌスの丘にレムラを建てると主張した。
ロムルスとレムスは、どちらの意見を採用するかで争った。
そして、レムスは己の正当性を主張すべく、ロムルスの作った城壁を飛び越えて見せた。
ロムルスはこの無礼に激怒し、兄弟の争いは殺し合いにまで発展した。そしてついに、ロムルスはレムスを殺害する。
こうして生まれたローマは、各地の放浪者を積極的に迎え、保護することで人口を増やす。
しかし、問題が発生した。放浪者というのは大半が男であったため、ローマに女性が足りなくなったのである。
そこでロムルスはコーンススの祭りにやってきたザビニ人の女性たちを、強引に自国の男達と結婚させてしまう。
女性を奪われたザビニの男達は、ローマに戦争を仕掛けるが、神々や女性達を仲介により和解することとなった。
そしてザビニ人の男達もローマに組み込まれたことで、ローマはさらに強大な国となったのである。
紀元前717年7月5日、ロムルスの閲兵中に、目の前も見ることができないほどの大雨が降った。
雨が上がると、玉座に座っていたはずのロムルスの姿が消えていた。
後世において、ロムルスはこのときクィリヌス神として、天上に迎え入れられたのだとされている。
【戦闘スタイル】
通常は宝具で作った槍で戦闘。らちがあかないと距離をとって槍を投げる。で、槍を大樹に戻して質量攻撃
たまに生やした大樹を引っこ抜き、大樹のまま振り回す。そして投げる。それで相手が死ななければ、ブロークン・ファンタズムする。宝具をいくらでも作れるから、いくらでもブロークン・ファンタズムできる
最終的には大量の木を生やし、それを全てブロークン・ファンタズム。周囲一帯が消し飛ぶ大惨事に、監督役とセカンドオーナーが大激怒
最終更新:2016年09月22日 19:07