カエクルス

【元ネタ】ローマ神話
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】カエクルス
【性別】男性
【身長・体重】182cm・70kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷D 魔力A 幸運C 宝具B+
【クラス別スキル】
陣地作成:B
 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 “工房”の形成が可能。

道具作成:B
 魔力を帯びた器具を作成できる。
 また鍛冶師の技術として武器も作成可能。

【固有スキル】
神性:B
 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 火神ウルカヌスの息子である。

【宝具】
『不敬囲う火王の戒め(ムルキベル・スキンティッラ)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:100人
 父であるウルカヌスの神威を顕す大炎。
 まずキャスターの意にそぐわぬ相手にしか発動出来ず、
 その上、この炎は最初は標的を取り囲むだけで、攻撃出来ない。
 炎に取り囲まれて尚もキャスターに恭順しなかった場合、
 ようやく神炎は殺意を持って敵対者となった者どもを焼き尽くす。 

【weapon】
『青銅の鎧』
 プラエネステ産の逸品である鎧。

【解説】
古代ローマ・プラエネステを建都した火賊王。
カエクルスの母が炉辺にいた時に火の粉が飛んで、それによって身籠ったという伝説から
火神ウルカヌスの子と言われる。近辺の草賊だったとも。
プラエネステは銅・青銅の職人が多く、甲冑の製作に優れており、
鍛冶神でもあるウルカヌスとの関連がこの点でも見える。
フレーザーの「金枝篇」によると、カエクルスは様々な奇跡を起こして神の子であることを
証明したが、信じなかった民は父神に祈って炎で取り囲んでしまったという。
叙事詩「アエネーイス」にも登場し、アエネイアスに敵対するトゥルヌス王の味方の1人として
多様な兵を連れて戦に参陣したが、カエクスル自身が活躍する場面はほぼ皆無である。

【コメント】
宝具は「ほのおのうず」をイメージ。
奇跡とか炎で取り囲んだとかは「金枝篇」に書いてあるが、金枝篇が出典としている
アエネーイスにはそんな逸話書かれてなかった気がする。
適正クラスは特にないが奇跡おこしたというのでキャスターに。
最終更新:2017年11月05日 17:32