【元ネタ】史実
【CLASS】バーサーカー
【マスター】
【真名】コンモドゥス
【性別】男性
【身長・体重】202cm・120kg
【属性】混沌・狂
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷D 魔力D 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
狂化:E+++
筋力のパラメーターをランクアップさせるが、複雑な思考が難しくなる。
「
精神汚染」がランクアップする度、このスキルもランクアップする。
【固有スキル】
皇帝特権:EX
本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、魔術、芸術、
カリスマ、軍略、等。
コンモドゥスはこのスキルのすべてを宝具『狂心錯乱の闘技場』の発動と維持の為に使用する。
精神汚染:E+++
他者からの称賛や好意を強く求め、自身の業績や才能を誇張するが、傷つきやすい。
コンモドゥスの場合、周囲に否定される度に精神が錯乱し、徐々にその度合いを深めていく(ランクアップする)。
錯乱中は他の精神干渉系魔術をシャットアウトでき、その確率は錯乱の具合によって変動する。
【宝具】
『狂心錯乱の闘技場(アンフィテアトルム・コンモディアーナ)』
ランク:B 種別:結界宝具 レンジ:0~20 最大捕捉:100人
「皇帝特権」によって引きずり出される、コンモドゥスの心象風景。
剣闘士である彼の活躍に沸く観客と円形闘技場を具現化する、固有結界と呼ばれる大魔術。
この世界のコンモドゥスは彼が思い描いた通りの“ヘラクレスの化身”となり、
かの大英雄の身体能力と戦闘技能――ヒュドラを葬った絶技も含む――が再現可能となる。
再現精度はコンモドゥスがどれだけ自身の妄想に耽溺しているか、その深度に比例する。
つまり、周囲から拒絶される度にこの固有結界は強固になり、彼は狂える大英雄に近づいていく。
【Weapon】
『無銘・棍棒』
大英雄ヘラクレスの武器を模した棍棒。
武器として以外に、コンモドゥスの狂気を深める役割を果たす。
『無銘・毛皮』
大英雄ヘラクレスの着衣を模した獅子の毛皮。
防具として以外に、コンモドゥスの狂気を深める役割を果たす。
【解説】
第17代ローマ皇帝。
五賢帝の一人マルクス・アウレリウスの息子であり、在位中の皇帝を父に生まれた最初の“紫の皇子”である。
5歳で副帝に指名され、後継者としての教育を受けて育ち、18歳で帝位を継承した。
新帝コンモドゥスの治世初期は順調なものだったが、姉ルキッラによる暗殺未遂以降は政治への熱意を失い、側近に統治を委ねた。
その側近が専横によって民衆の支持を失うとこれを排除し、同時に多くの要人を粛清する。
親政を再開したコンモドゥスはヘラクレスの化身として振る舞い、皇帝としての執務よりも闘技場での戦闘を好んだ。
「余は執政官と剣闘士として次の年を過ごすであろう」
そう宣言した年の末。愛妾に毒を盛られ、レスリングの師に絞殺されて、コンモドゥスは31歳でその生涯を閉じた。
最終更新:2016年07月19日 19:18